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help リーダーに追加 RSS 戦場のアリア 見てきました。

<<   作成日時 : 2006/05/21 16:59   >>

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 今回は戦場のアリアです。最近はイノセントボイスホテルルワンダなど、戦争映画が多いような気がします。特にこの2作は僕の中で非常にすばらしい作品でした。今回の戦場のアリアにも期待が持てます。



●ストーリー(ネタバレあり)
 1914年のスコットランドのある教会にある青年が息を切らして入ってくる。「いよいよドイツに宣戦布告だ!明日グラスゴーに出発だ、ついに俺たちの人生が始まる!」と言い残し外に走り去る。青年の弟も後を追うように走り出す。パーマー神父(ゲイリー・ルイス)は複雑なまなざしで二人を見送り、祈りを捧げる。

 一方、ドイツのオペラ劇場では、ソプラノ歌手のアナ・ソレンセン(ダイアン・クルーガー)が、夫であるテノール歌手ニコラウス・シュプリンク(ベンノ・フュルマン)と共に舞台に立っていた。と、突然、軍人が壇上に現れ、ドイツが包囲されたことを知らせる皇帝ウィルヘルムの勅旨を読み上げる。戦争が始まるのだ。当然シュプリンクも徴兵される。

 とうとう第一次大戦が勃発。

 フランス北部の最前線デルソー、砲弾が鳴り響く防空壕でフランス軍中尉オードベール(ギョーム・カネ)は、もうすぐ子どもが生まれるはずの愛しい妻の写真をじっと見つめていた。しかし、大事な妻の写真を進撃時にどこかに落としてしまう。

 最前線デルソーはドイツ軍も、フランス軍も、スコットランド軍がわずか数十メートルしか離れていない塹壕での戦い。みんなが精神的にも肉体的にも困憊。そんな中フィンランドの青年も打たれ死んでしまう。弟は塹壕からわずかの重数メートルのところにある兄の遺体を収容することでもできず、親にも兄の死を知らせることもできず、二人とも無事だと親に手紙を綴り続ける。

 クリスマスイヴまで近い日、ドイツ軍の塹壕には何万本というクリスマスツリーとキャンドルが届けられた。また、アナは徴兵された夫に会いたいがために、皇太子にクリスマスイヴを祝いたいと懇願する。その願いは聞き入れられ、アナとシュプリンクは司令部だけでなく、最前線でも歌を歌うことを許される。

 クリスマスイブの夜、スコットランド軍の塹壕ではバグパイプが響き渡った。それを聞いたシュプリンクはクリスマスツリーを手に、すばらしいテノールの声を響かせながら塹壕から出てくる。スコットランド軍、フランス軍は、ドイツの卑怯かつ新しい手口だと最初は警戒するが、そのテノールにあわせてバグパイプが鳴り響く。おそるおそるも各軍の司令官が歩み寄る。クリスマスイブの夜くらいは休戦にしよう。そんな話がなされた。1つの音楽が戦争を休戦にした。まさにそれは奇跡だった。

 酒を飲み交わし、歌を歌う。オードベール中尉が落とした妻の写真は、なんとスコットランド軍の中尉が持っていた。これをきっかけに家族の写真を見せ合い、戦争が終わったら会いに行こう。そんな約束をするものもいる。夜も更けた頃、戦死者のためにパーマー神父はミサをあげる。

 休戦はその夜のみのはずだった。。。

 しかし、休戦は終わるも酒を飲み交わした相手を殺すこともできずにいる。次の日は各軍の戦死者の遺品を交換し、墓を建てることにする。こうして最前線だったデルソーには、銃撃の音に変わって笑いの声が響くようになった。

 しかし、兵士達の手紙から、各軍や司祭にこのことがばれてしまう。司令官は激怒し彼らを別の部隊に送り、新たな部隊が送り込まれる。パーマー神父は司祭から神に背いた行為だと言われる。パーマー神父に変わり司祭は新兵に「ドイツ軍は悪だ。これは聖戦である。」と説く。こうして、第一次大戦はまだ続く。。。



●感想、思ったこと
 この映画は事実に基づいて作られた映画。だからこそよけいに感動をそそります。笑いあり、涙ありの感動作。本当なら満点の5点をあげたいのだが、私の理解力が低いせいもあって、フィンランド、フランス、ドイツでの出来事が並行して進む場面があるので、混乱してしまったと言うこと、感動する場面はたくさんあったけど、涙が出るほど鳥肌がでるほどのシーンがそれほどあったわけではないので、4点としました。(この状態で満点をつけると、ちょっと偽善者になってしまいそうで。)

 さてさて、映画が終わって「宗教ってなんだろう?」って思いました。宗教の違いで戦争する場合もあれば、この映画のように各軍戦争しているのに、パーマー神父のミサで(ユダヤ教の人もいるが)、ほぼ全員の心が一つになってしまうこともある。司祭のように戦争を聖戦と肯定することもできれば、戦争を否定することもできてしまう。今回の映画とは離れますが、悪いことをしても「懺悔」をすれば神の許しを請うこともできる。こんなことを書くと信者の人に怒られてしまうかもしれませんが、宗教とは自分を肯定するための隠れ蓑なの?って感じがしてしまいます。

 青年が教会から飛び出すシーンのパーマー神父のやるせないあの表情がとても目に焼き付いています。これから見る人は是非パーマー神父の表情をチェックしてみてください。感動的なシーンは多くありますが、僕はあの一瞬が鳥肌が立ち、一番感動したシーンです。




オススメ度:●●●●○ おしいっ!






p.s.
映画は見たけど、まだブログにしていないのが3件もたまってる。。。がんばって書かなくては。




  

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2006/05/26 17:44
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2006/05/30 02:24
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2006/06/02 11:41
戦場のアリア〜こんな奇跡を待ってた
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Osaka-cinema-cafe
2006/06/06 03:38
シネマ日記 戦場のアリア
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skywave blog
2006/06/08 00:26
???Υ???
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??????
2006/06/09 20:50
「戦場のアリア」
4月下旬に公開される「戦場のアリア」のマスコミ試写。 ...続きを見る
やまたくの音吐朗々Diary
2006/06/29 00:20
戦場のアリア
第一次世界大戦下の一夜の奇跡を描いた秀作ドラマ。1914年、第一次世界大戦下。フランス北部の村ではフランス・スコットランド連合軍とドイツ軍が連日熾烈な戦いを繰り広げていた。そしてクリスマスの夜、現地に届けられた何万本ものクリスマス・ツリーとともにドイツ軍兵士 ...続きを見る
多いに語り多いに笑う
2006/07/01 14:58
「 戦場のアリア 」
監督 : クリスチャン・カリオン出演 : ダイアン・クルーガー / ギヨーム・カネ / 他:アナの声: ナタリー・デッセー/シュプリンクの歌声: ロランド・ヴィラゾン  公式HP :http://www.herald.co.jp/official/aria/ノーボーダー某のカップ麺のCMではありません・・・・   音楽に境界線などない!   聖なる歌声を聴いて涙が出たのは、フランス映画「 コーラス 」を観て以来の事でだと思います。 映画は、第一次世界大戦中の1914年、雪のクリスマス・イブ... ...続きを見る
MoonDreamWorks
2006/07/03 17:39
『戦場のアリア』
角川エンタテインメント 戦場のアリア スペシャル・エディション ...続きを見る
〜Books Journey〜
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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
よしなしごとさん、こんばんは〜♪
これ、観たかったんですよネ〜★でも辛口よしなしごとさん、4点だなんて(*ノ▽ノ)w
こういう戦争のお話って、駄目なんですよネ‥子供が産まれる妻の写真を大切に持っている所や、1つの音楽によって心が通じる所‥私、涙もろいのでもぅ駄目です‥
映画館に行ったら、パーマー神父、チャンと観てみますネ♪
P.S “知的”初!オフ会をやろうと企みました〜w 是非ッよしなしごとさんにもお会いしたいです♪
→の、凛から入れる様になっているので、見に来て下さいね〜(*´∇`*)

URL
2006/05/21 23:47
こんばんは〜。TBありがとうございました。おかえしいたしますね!
宗教ってなんだろう?私も考えてみました。同じ宗教を信仰していても戦争を肯定する人々と平和を愛する人たちが居るし、逆に違う宗教を信仰していても同じ考えの人々もいるのですよね。解釈の違いとはいえ、不思議です。懺悔は形式的なものではなく、心から悔いて苦しんでいる人たちを救うためのものなのかなぁと思います。宗教は人を救うものであって欲しいです。違いから戦いを呼び起こすものではなく・・・。この映画、クリスマスにまたじっくり見てみたいと思っています。 では。
きさらぎ
2006/05/21 23:50
●凛さん、どうもー!
ホントは5点あげたかったんだけど、ほんとちょっと惜しいなって。
オフ会の誘いありがとうございます。ちょうど行き違いでお返事しましたよー。よろしくね♪

●きさらぎさん、コメントありがとうございます。
> 宗教は人を救うものであって欲しいです。
> 違いから戦いを呼び起こすものではなく・・・。
そうですね。まったくその通りだと思います。
かくいう私は宗教は信じていませんが。。。(^^ゞ
また、遊びに来てくださいね。
かんりにん
2006/05/22 00:11
TBありがとうございます。
男の人の歌が、口と歌が合わないのがとても残念でした
人間の優しさと残酷さ
宗教家が自分の都合のいい様に解釈して若い兵士を
鼓舞する所には、宗教の怖さを感じました。
戦争は嫌ですね。
kiki
URL
2006/05/22 08:12
素直にいい映画でしたね。
色々詰め込んだんで若干薄味ではあるけど、
人間の生み出した美しい物と醜い物の対比も
見事で、よく出来たクリスマス寓話であると
思います。
ノラネコ
URL
2006/05/22 12:04
TBありがとうございます。
感動作品とゆうより、色々考えさせられる作品でした。
戦争って本当に無意味だな〜って。
きまぐれ
URL
2006/05/22 22:47
●kikiさん、コメントありがとうございます。
あはは。そうですね口の動きと声が合っていない部分ありましたね(笑)
> 鼓舞する所には、宗教の怖さを感じました。
日本の昔の天皇制も似たようなものでしたからね。よけいに怖いです。

●ノラネコさん、いつもありがとうございます。
確かにちょっと薄味でしたね。
クリスマス物語は数ありますが、その内の1作品っていう位置づけで終わってしまわせないようにしないといけませんね。

●きまぐれさん、コメントありがとうございます。
21世紀はもうこれ以上戦争のない世紀にしていきたいですね。
かんりにん
2006/05/22 23:27
TBありがとうございました☆
とてもいい作品だったのに上映館が少なくて
あまり話題になっていないようで残念です。
クリスマスに合わせてとまでは言わないけど
せめて冬に公開してくれたら、と思いました。
Ren
URL
2006/05/23 18:50
Renさん、コメントありがとうございます。
そう、上映館少ないし、期間も短いです。戦争映画でイノセントボイスという映画もとてもとっても良い映画なんですが、単館系なんですよねぇ〜。
かんりにん
2006/05/24 00:36
こんにちは、初めまして。
TBありがとうございました♪
パーマー神父が素晴らしかったですよね。彼がいることでこの話に深みがでてると思います。
彼が司祭の説教を聞いてどんな気持ちになったのか……。
もし、自分だったらパーマー神父のような人に導いてほしいので、彼には信仰を捨ててほしくなかったんですが、そうせざるを得なかった気持ちが切ないですね。
りら
URL
2006/05/27 12:37
りらさん、コメントありがとうございます。
そうですね。戦争が始まったと聞いた時と、司祭の話を聞いた時のパーマー神父は特に感慨深かったと思います。
僕的にはアンや他の人よりもパーマー神父が主役だったと言っていい映画だと思います。
かんりにん
2006/05/27 12:46
初めまして&大変遅くなってしまって申し訳ないのですがTBありがとうございました。
今更なんですが、お返しTBしましたっ(汗)
それにしても、この作品・・・ひっそりと、でもしっかりと何かを伝えてくれる侮れない作品でしたね。
せっかくシネコンが浸透して来ているのですから、こういう作品がもっと世間に広がって行って欲しいものです。
hiro
URL
2006/06/02 11:52
hiroさん、コメントありがとうございます。
こういう映画って良い映画なんですがお客さんが少ないからかすぐ終わっちゃうんですよね。もっといろいろな人に見てもらいたいのになぁ。
かんりにん
2006/06/02 22:45
私は繊細で戦場に似つかわしくないフランス軍中尉オードベールに惹かれました。ダイアン・クルーガーさんの役どころ、美しいオペラ歌手(つまり歌えること優先で)探しても良かったのではないかとちょっと残念です。アップでクチパクはちょっと厳しかったです。
しん
URL
2006/12/26 01:41
しんさん、コメントありがとうございます。
うーん。正直もうすでにあまり記憶に残っていない。。。歌も良かったというのは覚えていますが、すみません、今となっては口ぱくだったかの記憶が・・・・。(^^ゞ
かんりにん
2006/12/26 01:53

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