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help RSS イベント:東京バードフェスティバル2010

<<   作成日時 : 2010/05/30 22:52   >>

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 毎年、この時期に東京都立東京港野鳥公園で行われている東京バードフェスティバルに行ってきました。5年前にも行ったのですが(その時の記事はこちら。)、今回も5年前もあんまり天気に恵まれず・・・。特に今年は小雨がぱらつく時もあり、参加者は少ないかなと思いましたが、まぁ、それなり?
 今年はクラフト教室、消しゴム版画教室、野鳥公園ウルトラクイズなど参加型イベント、鳥くん手相占い、二胡演奏や弾き語りのライブ、鳥のネイルアートやセミナーなど、そして観察会など種々のイベントがありました。他にデジスコドットコムニコンビジョンライカKOWAVIXENなどが双眼鏡、スコープなどを展示していました。


 これが入口。この金をかけてない感が逆にいい味出してます。


 これが各企業の展示ブース。この手作り感が素朴。
 お腹空いたので、焼きそばを買いましたが300円。ペットボトルも小さいのが100円で、500mLが150円とイベント価格ではなく、通常価格。


 実はデジスコドットコムの講習会を聞こうと思ったのですが、出かける直前に急に雨が降り始め、バイクで行くため雨の用意をしていたら間に合いませんでした。そこでデジスコドットコムのブースに行ったら、講習会で行う予定のことを簡単に教えてくれました。左がデジスコの器材。
 そもそもデジスコとはスポッティングスコープとデジカメを組み合わせた超望遠撮影のこと。スコープを作っているメーカーの物だけでもカメラと組み合わせて撮影は出来ますが、デジスコドットコムではより便利に撮影するためのアダプタや照準器、ルーペ付き液晶フードなどを販売しているそうです。
 確かにスコープメーカーのブースで展示されている純正システムよりも照準器や液晶フードなど僕でも簡単に鳥を撮影できました(たまたま飛んできたスズメだったけど。)。
 カメラはPowershot S90が唯一RAW連写が出来て画質もきれいと言うことで一押しだそうです。スコープを使うとどうしてもイメージサークルが小さくなるので撮像センサーの大きな一眼レフカメラよりもコンパクトデジカメの方がいいんだそうです。(飛んでいる鳥は一眼レフカメラの方がいいそうです。)


 一眼レフカメラを取り付けたところ。写真はスコープを取り付け、焦点距離1000mm相当にしたところ。ちょっと触るだけですぐにぶれてしまうので、ライブビューで5倍にして2秒のセルフタイマーを設定して撮影してみました。普通の一眼レフカメラだとレリーズボタンを押した時の反動でぶれてしまうため、2秒間のセルフタイマーを使って撮影します。けれどもデジスコ撮影ではカメラから手を放してはいけないんだそうです。ミラーの反動でぶれちゃうんですって。


 大学のサークルの活動報告などのブースや、ケガをした野鳥などを保護する野生動物救護の会なども出展してました。保護された鳥の羽で作ったしおりを100円で購入。

 そして写真家叶内拓哉さんのセミナーを聞いてきました。
 まずカメラについて話をしていました。デジカメが出始めた時、プロカメラマンが安いデジカメを使うわけにもいかず、無理をして100万円くらいのeos 1Dsを買ったそうですが、今では2万でも入らないというような性能。みなさんも高いカメラを買うお金があればそれほど高くないカメラを3年おきくらいに買い直した方がいいとのことです。安いカメラでもきれいですが、高いカメラとの圧倒的な差は連写と耐久。でもデジスコでじっくり狙って撮るぶんには連写はいらないので連写性能がなくても充分だそうです。
 そしてスコープについても少し。スコープをつけると暗くなるなど不利な点も多いが1600mmと言った超望遠が撮影可能ですし、抜けがきれいというメリットも。特に慣れていない人はとりに近づくとすぐに逃げられてしまうので超望遠は欲しいところ。
 以下、写真を交えてテクニックや撮影秘話などを話してくださいました。
 山の中にいる野鳥は背景がうるさくなりがちで、中には餌付けしたり木を切って背景を整えたりする人もいるそうですが、それは自然な写真じゃないと力説。確かに記録を残すのが写真なのに作ったらそれは写真じゃない。SL写真を撮る人も問題になっていますが、人の家の木を切ったりする人がいるそうです。思うように撮りたいならそんな人は写真をやめて絵に転向して欲しいですよね。それに加えて一般の観光客に邪魔にならないのが最低限のマナー。道を譲ってその際に逃げられちゃったら、また来てくれるのを待てばいい。そういう心の余裕がない人が撮影した写真は、作品にも余裕がないのが現れるそうです。
 また、天気についても触れていました。実は空が入るような写真の場合、曇っている方が良い写真になることもあるそうです。と言うのは晴天の場合、鳥に露出をあわせると空は白く飛んでしまうそうです。背景に黒い雲を持ってくると、青空のようなできになるそうです。
 また鳥だけでなくポートレートや水中写真にも言えることですが、真ん中で撮らずに視線の先に空間をあけるようにするのが基本ですが、鳥はすぐに飛んで行ってしまうこともあるので、最初から構図、露出などいろいろ考えているとシャッターチャンスを逃してしまうこともあるので、まずは真ん中におさめて、余裕があれば構図を意識した方がいいでしょう。
 また、いい場所に鳥が来てくれない場合はどうするか。それは念じる。念じれば不思議なくらい自分の思い通りに来てくれると会場を笑わせる一面も。あとは秋の桜やモミジはアブラムシの卵があるので、鳥が来る確率が高いそうですし、鳥が好きな実を探すのもいいそうです。鳥の図鑑にはピラカンサスなど赤い実を好んで食べると書いてあるけれど、そんなのは滅多に食べない。まゆみなど、紫、黒、茶色系の実を食べるそうです。
 「念じる」と鳥が来てくれるのはやっぱりそれなりの知識と経験があるからなんでしょうね。素人は鳥がどんな場所を好むのかわからないので闇雲に念じたって来ないでしょう。でもプロの人は鳥がどんなところを好むのか経験的にわかるのでそう言う場所で念じるので来やすいんでしょうね。またプロの方は鳥に近づいても逃げないんですが素人が近づくとすぐ逃げる。これも鳥の表情でそろそろ逃げるかもっていうのがわかるんでしょうね。水中写真をやっていると素人でも、これ以上近づいたら逃げられるというのがなんとなくわかる時があります。鳥の撮影も魚の撮影も同じなんだなぁと思う瞬間でした。
 最後に質疑応答をして、時間目一杯楽しい話と良い写真を見せていただきました。こういうセミナーでは、良い写真だけでなく失敗写真を見せてくれて、どこがどうダメなのかどいう話も聞けるのでおもしろいですね。叶内さんも写真展と違ってこういう場では失敗写真の言い訳が出来るのでいいですねとおっしゃっていました。


 野鳥の会のブースで売っていたご当地(三宅島)限定ウミガメキューピーの根付けと、上で書いた保護された鳥(メジロ)の羽のしおり。

 鳥の写真もやってみたいけど、水中写真と違って難しそう。水中写真はダイビングショップに申し込めば海に連れて行ってくれて、生物のところまでガイドしてくれるのであとは撮影するだけ。もちろん自分でも探しますが、なかなか探せないんですよね〜。野鳥の写真は完全に自分で探さなきゃ行けないですからね。
 それに水中だとウミウシとか逃げない被写体も多いけど、逃げない野鳥はいないですからね。あっという間に逃げるし。。。挑戦してみたいけど敷居が高いわ〜。




 ちなみに10月にはジャパンバードフェスティバルというのがあるそうです。





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