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zoom RSS 映画:舟を編む

<<   作成日時 : 2013/08/24 18:27   >>

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(基本的にネタバレありですのでご注意ください。)
舟を編む
 地味な感じでスルーしようかなと思ったのですが、うちの奥さんは日本語学専攻だったので、どうしても見たい!ということで見に行くことに。
 4月に見たので4ヶ月もブログにするのをサボっていたのでほとんど記憶に残っていませんが…(笑)。
 辞書作りには時間がかかる。辞書編集者荒木(小林薫)はもうすぐ定年。まだ現在作りかけである辞書・大渡海の編集を引き継いでくれる若者を捜していた。そんな松本が目をつけたのが、まじめでちょっと変わった馬締(松田龍平)。
 新しい概念や言葉も積極的に掲載し「今を活きる人たちに向けた辞書」とい新しいコンセプトの辞書作り。見出し語を選定し、語釈執筆、用例執筆、レイアウト、校正。紙一つとっても薄くて丈夫でめくりやすい紙の開発。地味でな作業の連続で優に15年はかかるという辞書作り。それは作り手の人生そのものと言ってもいい。
 独り身だった馬締は大家のタケ(渡辺美佐子)の孫娘・香具矢(宮崎あおい)と結婚し、年月のかかる割りに数量のでない辞書作りの中止を命令する上司(鶴見信吾)、大家の死去。
 本当に様々な子とが起こる。さらに15年もたてば言葉の意味も変わるし、新しい言葉も生まれる。掲載予定の言葉を削除し、代わりに新しく生まれた言葉を掲載することもある。辞書作りだけでなく、辞書そのものが人生と同じである。
 ようやく15年の歳月を経ていよいよ出版日が決まる。ところが学生バイトを集めた最後のチェックで漏れが発覚。1つあるということは、他にもあるかも知れない。アルバイトだけでなく馬締も全員で徹夜でチェック。
 ところが長年この辞書に人生を捧げてきた監修の松本(加藤剛)も死去。どうしても松本が生きているうちに出版したいと願っていた馬締は複雑な思いだ。
 こうしてたくさんの人の人生が詰まった辞書・大渡海は異例のヒットとなった。

 辞典と言えば今はネットで調べちゃうのが主流。英語を読むときは翻訳サイトも使うけれど辞書を使うことも。でも紙の辞書ではないけれど、電子辞書も使う。まさか紙の開発ひとつとってもこんなに大変とは…。広辞苑も語彙を増やしたためページ数が増えたが、厚さは薄くしたいと紙にチタンを含有させたりもしているとか。紙の辞典は大学院を修了してから使わなくなったけど、あの独特の紙質はおもしろいよね。
 男子だとエッチな言葉をひいたり、重いからと3つくらいに破って使っていたり、ページをめくりやすくするためにわざと水に浸けたり、作った人たちに申し訳ない使い方もしていたなぁと反省。
 普段知らない辞書作りの裏側。とても興味深い映画でした。


観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点















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「舟を編む」 大海を渡る拠り所
言葉は海。 それは海の如く広く大きい。 ずっとそこにじっとあるように見えるけれど ...続きを見る
はらやんの映画徒然草
2013/11/09 22:39

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