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zoom RSS 映画:凶悪

<<   作成日時 : 2013/11/19 18:38   >>

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(基本的にネタバレありですのでご注意ください。)
凶悪
 スクープ雑誌「明潮24」の記者として働く藤井修一(山田孝之)は、上司(村岡希美)から一通の手紙を渡され、記事になりそうか調べてこいと言われる。その手紙とは東京拘置所に収監中の死刑囚・須藤純次(ピエール瀧)からのものだった。藤井が拘置所に面会に行くと、暴力団幹部で殺人犯である須藤は妙に静かな話し方をしていた。そしてこう言う。「私には、まだ誰にも話していない余罪が3件あります」と。その3件の余罪とは、警察も知らずにいる殺人事件だという。
 これらの殺人事件の首謀者は“先生”と呼ばれている不動産ブローカーの木村孝雄(リリー・フランキー)だという。これを告白することで罪を減刑してもらいたいという気持ちはない。ただ娑婆(しゃば)でのさばっている木村を許してはおけないというのだ。須藤はこれを記事にしてもらい、木村を追い詰めたいという。
 最初は刑の執行を延ばそうとする須藤の虚偽ではないかと思う藤井だったが、話を聞き、実際にその場所に行くにつれ、須藤の証言と合致する土地や人物が見つかり、藤井は次第に彼の話を信用し始める。
 しかし藤井の上司は取材の中止を命じる。と言うのも一人の人を殺人犯で追い詰めるためにはそれ相応の証拠と覚悟が必要だからだ。須藤の話どおりの人物が見つかっても証拠がない以上、木村の記事を書くことはできない。藤井は認知症の母(吉村実子)やそれを看病する妻(池脇千鶴)も放りだし、取材を続ける。
 保険金を得るために、借金を作った父親(ジジ・ぶぅ)の殺人依頼をする家族。そして無理矢理酒を飲まして殺そうとする木村や須藤。かわいがっていた弟分が自分を裏切ったことを知り、海に落とす須藤とその舎弟。そんなことを告白する須藤。
 私利私欲のために残虐な方法で人を殺していく木村のことをどうしても記事にしたい。行きすぎた取材のため警察に拘留されたり、執拗な取材で事故に遭う証人…。そしてとうとうその事は記事になる。しかし今わかっている証拠では木村は大した罪にはならない。さらなる取材を続けるが、妻との仲も限界に達する…。

 そして父になるを見るつもりが、チケットを買うときに名前を忘れてしまい、「タイトル忘れちゃった。リリー・フランキーのやつ。」って言ったら、上映時間が近いこちらのチケットをくれたので、見ることに…。
 同じリリー・フランキーでも全く180度違う本作品。この残虐な土地ブローカー役が妙にリリー・フランキーがマッチ。本性じゃないかってくらいぴったりの役。ぴったりの役というか、真に迫る演技ってやつですね。これがまたホントに残虐なんですよね。殺してしまった相手を須藤に頼んで処分してもらうのに、小さなゴミの焼却炉に遺体を入れるために小さく切り刻む。須藤は「私がやりますから先生は見ていてください。」と言うが、木村は「いや、やってみたいんだ。」とそれを見ていた焼却炉の管理者は戻してしまう。借金まみれの牛場悟を殺すシーンでも、酒をいやと言うほど飲ませるシーンもすごい。須藤も舎弟の女(範田紗々)にシャブを打って犯して殺し、さらに火をつける。目を覆いたくなるシーンが盛りだくさん。
 ラストは木村も捕まりますが、すっきりしない。そして藤井の中にも善と悪がひそんでいる。みんなの中に悪が住んでいることに気がつかされる映画です。悪は押さえつけても恐らく押さえつけられない。そのうち爆発してしまうかも知れない。自分の中に住んでいる悪とどうつきあっていくかを考えさせられる作品でした。



観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点
















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こみち
2013/11/24 22:05

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