キヤノンデジカメPowershot S3見てきました



 Power Shot S3 ISの発表があったのが4月20日。もうすでに4/27に発売もしています。お店でさわっても店員は操作方法まで知っているわけではないので、とりあえずキヤノンのショールームに行ってきました。

 何度も品川のショールームに行っていますが、いつもバイクで行っていました。今回はそのまま飲みに行くこともありバイクが使えないので電車で行ってきたのですが、品川駅から結構歩くんですね。屋根があるので雨が降っても大丈夫といえば大丈夫ですが、思っていたよりも遠かったのでびっくり。



 Power SHot Sシリーズは、IXY Digitalシリーズのようにコンパクトなデジカメでは限界が見えているが、一眼レフのデジカメでは、重いし、いろいろレンズもそろえなきゃいけないし・・・。1台でなんとか欲張れないの?という人向けのシリーズです。ただ、一眼レフのデジカメを持っている人にとっては中途半端な位置づけ。Power Shot S2の後継機です。

 カメラの性能的は下記のような感じです。











画素数約600万画素500万画素から増えたとはいえ、今の時代では決して多くはないですね
CCD1/2.5型IXY Digitalシリーズと同じサイズ
ズーム35mm換算で36mm~432mm光学12倍ズーム。ワイドはIXY Digitalシリーズとほぼ同じ広角なので、ちょっと弱いかな。
F値F2.7(W)~F3.5(T)IXY Digitalシリーズに比べて望遠側でもかなり明るめ。さすが色収差を抑えるUDレンズです。
撮影距離スーパーマクロモードにすると、0cmから撮影可能。 
手ぶれ補正手ぶれ補正機能に加え、ISO800の高感度モードキヤノンではツインシェイクガードと呼んでいるこの機能を使うと、望遠にしてもそこそこ手ぶれを押さえられます。
オートフォーカスIXY Digitalシリーズ未対応のAFB対応AFBとは、1回シャッターを切るとピントを前後に振った計3枚の写真が撮れる機能。ピントが合っているかわかりづらいデジカメにはうれしい機能。
露出IXY Digitalシリーズ未対応のAEB対応AEBとは、1回シャッターを切ると露出を変えた計3枚が撮影できる。一眼カメラでは当たり前の機能で、オートでないモードで撮るときにはうれしい機能。
撮影モードポートレート、風景に加えスポーツモードが追加IXY Digitalシリーズのスペシャルシーンは主に色合いの調整をするのに対して、スポーツなどのイメージゾーン(撮影モード)はシャッター速度を速くするなどカメラのハードも自動で設定してくれるもの。
重さ410gIXY Digital 800ISに比べて約2.5倍
※色つきの部分は、前機種(Powershot S2)に比べて進歩した部分



 実際持ってみると意外に軽く、小さい。もちろんコンパクトデジカメとして見ると大きいし重いのですが、この形だと一眼レフという感じがして、そういう目で見ると小さく、軽いんですよね。小さいながらもホールドはきちんとできます。IXY Digitalシリーズは気をつけないとシャッターを押すときにぶれてしまうことがありますが、これなら一眼レフと同じような感じでホールドできて、シャッターを押すときのぶれも低減できそうです。

 加えて手ぶれ補正。某パナソ○ックの手ぶれ補正は、テレビCMでやっているような機械的な振動(一定の周波を保つような振動)には強いのですが、実際に手で持ったときに起こるランダムな振動は弱い印象を持っています。(私の個人的な体感) その点キヤノンは一眼レフのレンズから培った技術が活かされ、実際のぶれにも強い印象を受けます。ツインシェイクガードのもう1つのISO800ですが、これはいただけない。やっぱISO800にするとノイズが気になります。それでも前の機種のISO400程度のノイズなので、パソコンで見たり、のばして印刷したりしなければそれほど気にならないのかも。

 スーパーマクロモードの接写0cmというのもすごい。っていうか、被写体にレンズつけて何を撮ろうというのか?ショールームにある花をどこまで接写できるかやってみましたが、逆に0cmまで行くと撮りにくいんです。寄ろう寄ろうとすると被写体に触れてしまって被写体を揺らしてしまう。そうすると揺れが収まるまで撮影できませんからね。接写が2cmくらいなら被写体に触れる前にフォーカスがあわなくなるので気がつくんですが。。。それに近づきすぎるとストロボはもちろん他の光も入ってこなくて光加減が微妙になってしまいますし。。。うん。0cmというのは逆に使いづらい。

 次にTv(シャッター速度優先)、Av(絞り優先)、M(マニュアル)というコンパクトデジカメに慣れている人には聞かない言葉ですが、一眼レフを使っている人にはおなじみのモード。いまいち設定がしにくいですが、それはやっぱり一眼レフデジカメよりも本体がかなりコンパクトに収められているため、しょうがないのかな。ボタンの数が限られちゃいますからね。これらのモードはとりあえずできるよという程度か、もしくは1度設定したらもうほとんど変えないような撮影にしか使えないかも。また、これらのモードで、シャッター速度や絞りを設定していても、あまりにも露出がオーバーしたり、アンダーしそうだとカメラ側である程度直してくれる機能もあります。この機能は慣れていない人には便利かも。もちろんわざとアンダー、オーバーにして撮りたいという時もあるでしょうから、そういうときはこの機能をオフにすることもできます。

 しかし、このクラスのデジカメにしてはCCDが、1/2.5型というのは小さいような気がします。CCDが小さければ、レンズや手ぶれ補正機構そしてカメラ全体を小さくできますし、値段も安くなりますが、その分ノイズも増えてしまいます。キヤノンのノイズキャンセルの技術は他社よりもすばらしいのですが、それでも1/1.8型くらいは使って欲しかったなと思います。

 また、液晶画面もIXY Digital 80ですら3インチを搭載しているのに、2インチっていうのもかなり小さく感じました。

 便利だなと思ったのはスペシャルシーンモード。スノーやビーチのモードのように、周りが明るいため人物が暗くなる現象を補正してくれます。これは便利。他社のカメラは「これでもか!」っていうくらいこういうシーンが用意されている機種もあります。たとえば動き回る子供をぶれないようにシャッター速度を優先させるキッズモードがあると思えば、動きの速いスポーツをシャッター速度優先でぶれないように撮影するスポーツモード、どう違うんだ?と言いたくなります。その点、このくらいのシーンの数で十分なんじゃないでしょうか。

 あとは、カメラ側が自動でシーンを選んでくれる機能が内蔵されると便利ですよね。たとえばヒストグラムで青が多ければ、海や空の写真だと判断して「あざやかブルーシーン」になるとか、中央が暗いのに周りが明るければ「スノーシーン」って感じで。。。がんばって、キヤノンさん。


●まとめ
 うーん。やっぱり中途半端な感じがいなめませんでした。コンパクトデジカメを持っているが、もっとズームしたいという人にはお勧めですが、IXY Digitalシリーズもだいぶ性能が上がってきてしまっているので、あんまり魅力を感じませんでした。おそらくAv、Tvをいじったり、もっと凝ったことをしたいという人は一眼を買うでしょうし。。。でも一眼デジカメの半額の値段でこれだけのカメラが買えるのだから、一眼デジカメを買いたいけど、お財布がOKを出してくれないという人にもいいかも。




 話は変わりますが、ショールームにIXY Digitalシリーズのデザインについてもこだわりなどがいろいろ書かれていました。









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2006年05月07日 07:16
よしなしごとさん、こんにちは。ご無沙汰しています。
とっても緻密なレポートで感心しました。
私は去年ブログを始めるために、初めてデジカメを購入しました。ブログのためだけに使うつもりで、ヨ○バシで一番安かったFinePix A345にしました。値段の割りにキレイに撮れるのに驚く一方、使い勝手の悪さにイライラが募ります。もっと使いやすいものに買い換えたいのですが、選ぶのはなかなか大変そうですね。
現在、どこが不満か、どういう使い方がしたいか、自分でしっかり把握して比較検討する必要がありそうです。
2006年05月07日 14:09
●カカオさん、コメントありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

●amebouzuさん、コメントありがとうございます。
ブログとして小さい画像を乗せるだけなら安いもので十分だと思います。バッテリーの持ちなどもそれほど気にしなくて良いですし。でも、だんだんと良いものが欲しくなっちゃいますよね。どんな用途にも万能なデジカメはないので、自分にはどういうのが合うのかちゃんと下調べする必要があると思います。でも、たくさんのデジカメがあるから迷っちゃいますよね~。
2006年05月10日 00:49
トラックバックありがとうございます。
液晶はバリアングルなので、私は我慢できるんですが、ISO800の画質は、もうひとがんばりしてほしかったですね。
2006年05月10日 01:54
つめつめさん、コメントありがとうございます。
そうですね。もともとCCDが小さいのでISO800は結構限界ぎりぎりという感じで、もう一踏ん張り欲しかったですよね。

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