6月は環境月間ですよ



 6月は環境月間。そして6/5は世界環境デーです。環境デーとは1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。
 僕も映画不都合な真実を見てから(記事はこちら)ちょっとは環境を意識するようになりました。


 最近もバイオエタノールを作るため大豆やオレンジなどいろいろな畑を原料となるサトウキビやトウモロコシへ転作し、様々な食品の値上げが報道されています。さらにバイオエタノールを作るために森を伐採するという本末転倒なことも起きています。だいぶ昔のことなのでブログにはしていませんが、リアルの友人には話した通り、バイオエタノールが出てきた時点で僕が抱いていた不安が的中しました。そうは言っても、当時はバイオエタノール以外の技術もいろいろ研究しており、いろいろな技術が開発されればそれほど問題にはならないだろうなぁ~と思っていたのも事実です。

 石油がいいよとなると石油だけに特化し二酸化炭素が増える。バイオエタノールが実を結びだしたらバイオエタノールに特化する。もっと身近な例では、みのもんたが「○○が健康に良い」というとそれしか食べない人が続出する。人間はバランスが大事だと言うことをいつになったら学ぶのだろうか?




 話は変わりますが、じゃあ二酸化炭素ってどのくらい放出されているのか?資料などによってだいぶ違うのですが、日本は2005年に129,350万トン。・・・???大きすぎて実感がないのが正直なところ。じゃあ、日本人約1億2,000万で割ると・・・、約11トン。二酸化炭素11トンってどのくらい?やっぱりよくわからない。。。では1日に換算しましょう。すると約30kg。なんとなくわかってきたけど、気体で目にも見えない二酸化炭素30kgっていうと?目に見える二酸化炭素と言えば、そうドライアイス。ドライアイスが30kgっていうと。。。だいぶわかってきたような気がする。
 ところで人間が何も活動せずに呼吸だけしていたら?人間の呼吸は1日で870gなんですって。呼吸に使う二酸化炭素の34倍もが電気なりガソリンなりで使われているわけです。
 化石燃料を使う前は呼吸と薪などのバイオマスエネルギーからしか二酸化炭素は排出されず、それで地球の酸素と二酸化炭素の均衡は保たれていたわけですが、今では二酸化炭素排出量は34倍、二酸化炭素を吸収する森林などの面積は激減しているわけですから、地球のバランスが崩れるのも当たり前です。




 またまた話は変わりますが、じゃあ何をどうすると二酸化炭素は出てくるのか?
 まずはガソリン。ガソリンは300種類からなるいろいろな物質の混合物なのでよくわかりませんが、100%イソオクタン(C8H18という物質だとすると、1L燃やすと二酸化炭素は約2.1kgが排出されます。あなたの車の燃費はいくつでしょう?燃費良いね~と言う車で12km/L。ちょっと旅行に行こうと300km(東京から伊豆往復くらい?)走ると52.5kgの二酸化炭素が排出されます。
 飛行機を使うと・・・。飛行機の燃費はこちらのサイトによると、0.057km/L。成田-ハワイの飛行距離は6200kmだそうですので、231トンもの二酸化炭素が排出されます。人生70歳として、10人が一生呼吸で使う二酸化炭素が排出されるのです!!全日空では環境問題に力を入れているそうですが(詳細はこちら)、1便欠航しただけでかなり環境に優しいと思います。
 もう20年以上も前、これほど環境が注目されていない時代ですが、小学校の先生が、飛行機が1時間飛ぶと君たち1人が一生呼吸するのと同じに酸化炭素を出すんだよと言っていました。まさしく今回計算したとおりです。その時、環境問題として二酸化炭素の話題が出たのかは覚えていないのですが・・・。




 じゃあ、二酸化炭素を減らすためには?こちらでも書きましたが、省エネをするのに生活レベルを落としてはいけないと思うんです。生活レベルの低下が必要な省エネは絶対に長続きしません。バイクやめて自転車にすれば?車やめて電車使いなよ。エアコンやめて扇風機にすれば?おそらくやめるなんてことはできないと思います。でも回数を減らすことはできます。無駄をやめるだけですから。
 例えば車。アイドリング時には排気量にもよりますが、0.014Lのガソリンが使われます。240日乗る人が1日5分のアイドリングをやめれば16.8Lのガソリンが節約され、約36kgの二酸化炭素が節約できます。
 水道ではシャワーを1日3分短くすると、年間で約65kgの二酸化炭素の排出量を減らすことができるそうです。金額にして4,000円。
 電気ではよく電源を入れていなくても使われる待機電力がよく言われます。僕の持っているハードディスクレコーダーは電源を切っていても予約時間になったら録画ははじまるし、メール予約対応ですのでメールサーバーに見に行ったりといろいろ仕事していますから、けっこう電力食っているのでは?某メーカーの某ハードディスクレコーダーは待機電力がメーカー公表値6.5Wでした。某メーカーの省電力タイプの電気ポットは湯沸かし時905W、保温時17Wでした。5分でお湯が沸くと仮定すると4.4時間使わないのなら電源を切って室温に戻った方が省エネになると言うことです。通常4.4時間電源を切っても室温まで下がらないので、ちょっと出かけるときにはコンセントをはずしましょう。




 またまた話は変わりますが、待機電力を減らすなどして日本人全員が1時間あたり1W省エネすることができました。これってどのくらいなのか?こちらのサイトによると1KWhで370gの二酸化炭素が排出されるそうです。ですから1億2,000万人が1Whですから12万KWh=44トンの排出量削減です。1時間あたりですよ。年間38.5万トンが削減です。また数値が大きくなりすぎてよくわからない・・・。

 視点を変えますと、日本人が1W省エネしたとすると、12万KW。東京風ぐるまという愛称のある東京臨海風力発電(詳細はこちら)の出力は850KW。風力発電141台分ですよ!
 2002年に運転が開始された女川原発3号機の出力は82.5万KW。さすがに風力発電の比ではないくらいの出力ですが、日本人1人が約7W省エネしたとするとこの原発1台が不要になるほどなんです。

 例えば会社(規模にもよりますが)のトップが「環境問題のために文房具はリサイクルプラスティックを原料にした物に変えよう。」「帰るときプリンタの電源は切りましょう。」なんて言い始めたら愚の骨頂です。会社のトップ何だからそんな細かいことを言う前に、ロジスティック見直すとか、もっと自分の会社の負担の割合を考えて物を発言してくれ!って感じです。
 でもこのブログを読んでくれている人の多くは普通の一般人だと思います。会社で私のように役職も持たない一般人が、「流通を見直しましょう!」「製品の材料をリサイクルプラスティックに変えましょう」と言ってもおそらく難しいですよね。でも上で計算したように帰るときにはプリンタの電源を切るとか、給湯室の電子レンジは昼休み以外はコンセントを抜くとか、小さなことでも全員がやれば原発1台分にもなるんだと言うことを理解して、できることからこつこつとやっていきましょう。

 そうは言っても、残業して帰ってきてお風呂湧かしている間に寝てしまったりするんですよね~。反省です。












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この記事へのコメント

2007年06月02日 17:58
こんにちは
稚拙な表現ですが、はらにおちる内容でした
読んでいて、視界に入るコンセントだったり窓を開けて部屋の電気消したりしてしまいました
三日坊主にならないように目の届く心の片隅に常に置いておきたいと思いました
2007年06月02日 18:18
瀧さんこんにちは。
僕の文章を読んで1人でも実践してくれた人がいてくれて書いた甲斐がありました。
300Wを省エネしたけど三日坊主するくらいなら、例え5Wでも1年続けた方が地球にも家計にも優しいですからね。小さなことでも長く続けるようにがんばりましょう。
2007年06月04日 21:51
こんばんは~。
今月は環境月間で、各地で色んなイベントがありますね~。
10年近く前、再生紙のトイレットペーパーを作るのはエコじゃないっていうようなことが書いてある本を読んだことがあります。何を信じたらいいのかな~って思いました。
そうそうバランスって大切ですよね。わかりやすい説明ありがとうございます。私も少しずつ、省エネ生活していこうと思いました。
2007年06月04日 22:11
ようちんさん、こんばんは。
環境問題って難しいんですよね。紙がもったいないからその紙を使ってトイレットペーパー作りました。無駄がなくなったように思えるけど、紙を回収するトラックはガソリンを使っているわけだし、紙を溶解するのに水や熱を使うわけだし、漂白剤も使うし・・・。木から作った方がトータルの環境負荷が少ないかもしれないんですよね。でも10年経てば再生紙からトイレットペーパーを作る技術も発達しているだろうし。。。
トータルで考えなきゃいけないので難しいんです。
でも、これだけは間違えなく言えます。無駄を省くのは絶対にエコになります。誰もいない部屋のエアコンや、使いもしないのに紙ナプキンをごっそりとる人とか・・・。ね。

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