DVD「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」観ました。

 テレビ(地上波)でもすでに放映されていますが、今回は花田少年史 幽霊と秘密のトンネルをDVDで観ました。


●ストーリー(ネタバレあり)
 小さな町で暮らすわんぱく坊主の花田一路(須賀健太)は、タクシー運転手の父・大路郎(西村雅彦)、たくましい母・寿枝(篠原涼子)、祖父・徳次郎(上田耕一)、中学生の姉・徳子(大平奈津美)の5人家族。この日は寿枝と喧嘩をして親友の壮太(松田昴大)と一緒に自転車で飛び出した。
 一方、以前より出ると噂されているトンネルに1台のトラックがさしかかった。そのトラックの前に急に現れた女子高生の制服を着た女の子・聖子(安藤希)は、トラックに手形をつけて消えてしまう。恐ろしくなった運転手は車を急発進させ、猛スピードで逃げ去る。と、そこに現れたのは自転車に乗った一路。トラックはよけきれず一路を跳ねてしまう。
 一路が気がつくと、自分自身が救急車に運ばれていく姿が見えた。父ちゃんや母ちゃんも一路を見守っている。一路は空の上から「母ちゃん」と叫ぶが、その声は届かない。初めて空を飛んでいる一路は光の方に飛んでいくが、聖子の霊に足を捕まれ、地上に連れ戻される。
 地上では、医者(濱田マリ)が家族に助からないと説明する。その瞬間、地上に連れ戻された一路の意識が戻った。
 家に帰った一路のもとにたばこ屋の吉川のばあちゃん(もたいまさこ)が現れた。愛犬のジロを一路ちゃんに面倒みて欲しいというのだ。こんな夜中にと思う一路だが、あまりにも熱心に頼まれたので引き受けた。
 その翌日吉川のばあちゃんが亡くなったことを知る。お通夜で吉川のばあちゃんが、一路に礼を言う。ばあちゃんと話す一路を見てみんなが不思議そうにするが、幽霊と話せるようになったことを一路は知る。
 次に一路の前に姿を現した幽霊は沢井(北村一輝)と名乗った。沢井の話では、一路は本当は自分の息子だという。そんな沢井は家の外だけでなく家の中までついてきて一路に話しかける。そこに聖子が現れた。沢井と聖子は霊パワーで戦いを始める。幽霊を見ることができない一路の家族達はポルターガイストだと驚く。
 ある日、一路はショックなことを聞く。今はタクシーの運転手をしている父ちゃんの大路郎と、漁師との仲が悪い理由だ。実は大路郎も昔は漁師だったが、ある嵐の日に壮太のとうちゃん・猛(杉本哲太)と二人で漁に出かけて船が転覆し、大路郎は壮太の父ちゃんを置いて、自分だけ帰ってきたのだという。さらに沢井も「自分モアの男に殺された」と良い、一路はショックを受ける。さらに壮太もその事を知り、一路との仲が悪くなってしまう。
 そんな壮太にはもう1つ悩みがあった。母親・美代子(中島ひろ子)が再婚を考えているのだ。しかもその相手は同級生の桂(鬼頭歌乃)の父親・市村(小林隆)だ。母親が再婚すれば、自分が他の人を父ちゃんと呼べば、本当の父親が悲しむのではないかと悩んでいたのだ。
 学校の運動会。壮太を市村が応援する。しかしそれ以上に本当の息子・一路と同じくらい応援している大路郎がいた。壮太の次の出番は借り物競走。障害物を乗り越え、封筒を開けた壮太はそこに立ちすくんで動かない。封筒の中には「お父さん」と書いた紙が入っていたのだ。
 一路の前に聖子が現れた。「ちょっと体貸してあげてよ。」そう聖子が言うと、壮太の心を知った猛が一路の体に乗り移った。猛は再婚のことを話した。壮太は「別の人をお父さんと呼んでも言いの?」と問う。猛は美代子や壮太が幸せになってくれればそれでいいのだと答えた。
 壮太が走り出した。市村のところに。「おじさん、お願い。」と泣きながら「お父さん」と書いた紙を見せる。自分が父親になることを認めてくれた、そう喜ぶ市村と壮太はゴールに向かった。壮太を自分の子供のことのようにかわいがってきた大路郎も喜び、ビデオカメラを壮太と市村に向ける。
 沢井の言うとおり大路郎は本当の父親じゃないのか、一路は悩んでいた。そんな一路の前に現れたのは吉川のばあちゃん。ばあちゃんの不思議な力で一路は過去にタイムスリップしたのだ。
 まだ母ちゃんと父ちゃんが若い頃の渋谷に一路はタイムスリップした。渋谷の一角で寿枝が歌っていた。かあちゃんは昔ストリートミュージシャンだったのだ。そのかあちゃんを見守る男性がいた。父ちゃんだ。実は寿枝は母子家庭で祖発ったのだが、父親は資産家で、密かに莫大な遺産を寿枝に残していたのだ。それを知ったのが沢井。借金まみれの沢井は言葉巧みに寿枝に近づく。しかしレストランで食事中に小さな女の子を連れた女性が現れ、あなたの子だからお願いと沢井に押しつける。「あれがあたし」と説明する聖子。心優しい寿枝はその子を引き取り、育てることにする。寿枝と大路郎と3人幸せだったが、聖子は沢井のところに戻ることになる。
 聖子は病に冒されるが、病院に行く暇はない。早く借金取りに会わなければ自分の身が危ない。病気の聖子をひとり取り残して出かける沢井だが、交通事故で死んでしまう。放置された聖子もそのまま死んでしまう。
 沢井は寿枝と大路郎に逆恨みをして悪霊となった。一方聖子は他人の自分に愛情を注いでくれた二人を守るためにこの世に残ることを選んだ。
 一方、猛の霊も現れた。猛は船の事故のことを話した。大路郎は自分のことを助けようとした。しかし足を挟んだ自分はもう助からない。二人で死ぬよりは大路郎だけでも助かって、自分の家族の面倒も見て欲しいと頼んだのだ。実際大路郎は壮太達のことをよく見てくれた。大路郎に感謝していると言った。
 一路が過去に戻っている間、魂が抜けた一路は普通の人から見ると意識のない状態。母ちゃんと父ちゃん家族みんなが心配して病室に付き添っている。その一方で沢井の怒りは頂点に達した。沢井の霊は医者に乗り移り、大路郎を脅して海に連れ出した。奇しくも嵐が近づいている。意識を取り戻した一路、祖父、寿枝は大路郎を救うため、漁師に船を出してもらうように懇願する。しかしもともと漁師から嫌われている大路郎を救うために危険を冒して船を出す人はいなかった。そこで祖父と一路は二人で船を出して大路郎と沢井を追う。一方、猛の妻は大路郎を恨んでいるどころか、感謝していると漁師を説得し、一路達に遅れながらも大路郎の後を追う。
 海では大路郎を沢井が殺そうとしていた。そこに一路達が到着。祖父や一路、聖子らみんなの力を合わせてなんとか沢井の霊を海に沈めることに成功した。しかし、聖子の霊も沢井と一緒に沈んでしまった。
 後日一路は、聖子が沢井の霊が近づけないように守っていたトンネルに礼を言いに行く。しかしそこで見たものは・・・。


●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 劇場に観に行こうかと迷っていたのですが、予告編を見た限りではただの笑いだけのドタバタ劇のように思えたので、まあいいかと思い、観に行きませんでした。随所に笑えるシーンが満載でしたが、それだけでなく、ウルウル来てしまうシーンもありました。不覚にもDVDでの鑑賞なのに涙を流してしまいました。劇場に観に行けば良かったと後悔です。
 でも、基本的にはやっぱりドタバタ劇なんだよね。クライマックスの沢井の霊との戦いは全然盛り上がらない、3流映画級。邦画はそういうところに金がかけられないし、監督はたぶんそういう作りをねらっていたんだろうけど、やっぱり物足りないよね~。前半が金はかけていないけどいい話だったのでクライマックスでちょっと拍子抜け。
 クライマックスと言えば、聖子は沢井と一緒に海に沈むのではなくて、きちんと天に成仏して欲しかったなぁ。化粧が濃かったのもちょっとマイナス。
 須賀健太って、ALWAYS 続・三丁目の夕日では淳之介の役もやっているんだけど、だいぶキャラが違うのね。子役なのにキャラを演じ分けられるってすごいなぁ。きっと大物になるんじゃないかと思います。今後も頑張って欲しい期待大の子役です。
 いろいろ言いたいことはあるけど、思っていたよりは良い作品でした。

p.s.
 普通好きな物を聞いたら、それを弁当に入れるよね~。好きなものは食べ飽きているから入れないって、少なくとも初めてお弁当を作る時には考えないよね~。
 あと、若い頃の西村雅彦は、だいぶ無理がありますよね。


観て良かった度:●●●●○







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この記事へのコメント

2007年12月16日 11:54
TBありがとうございました。

いい作品でしたね。
感動で、後半は滂沱の涙でした。
2007年12月17日 01:47
モモンガさん、コメントありがとうございます。
笑いの中にも涙あり。ばかばかしさの中にも感動あり。
思っていたよりも良い作品で、劇場に観に行けば良かったと後悔しています。
2007年12月19日 01:28
本日は、お土産のお菓子ありがとうございます!
花田少年史、マンガは全て読みました♪
映画はまだ見ていないのですが・・・今度見てみようかと思います。
2007年12月19日 23:53
まゆさん、こんばんは。
時間があったら観てみてください。逆に僕はマンガの方、見てみたいな。
昨日はお疲れ様でした。僕は日帰り出張の予定が止まりになり、大分から直行して参加しました。さらに終わってからは忘年会とハードスケジュールでした。まゆさんもお疲れ様です。

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