美術館:巨匠ピカソ展 に行ってきました。




 フランス国立ピカソ美術館の改装を機に、そこに所蔵されている絵画や版画などが大規模な世界巡回をすることになったそうです。日仏国交150周年もあって、日本にも225点が訪れています。「巨匠ピカソ展」と題して、六本木の国立新美術館巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡:167点)、サントリー美術館巨匠ピカソ 魂のポートレート:58点)の2つの美術館で展示されています。
 ピカソファンには申し訳ないのですが、全くもって興味がありません。行くことにしたのはたまたま無料だったこと(通常は一般当日券で1,500円)、たまたま時間があったこと、たまたま六本木に出やすいところで研修があり帰りに道草として寄りやすかったということです。
 ピカソって、抽象画の代名詞みたいなもので、よくわからない絵のことを「ピカソみたい」というくらいの前提知識しかないくらい、芸術には疎い僕です。(汗)


 まずは、国立新美術館巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡へ。芸術の疎い僕はもちろん初めて訪れる美術館。美術館なんて、2001年に上野の森美術館で行われたMoMA以来の7年ぶりです!1人で美術館にいる自分が信じられません。
 ところが、1人じゃなかったんです。なんと!会社の先輩らがいるじゃないですか!ビックリ。そのうちの1人は絵画などがとても好きで、よく来るそうです。先週末も見に来ていたそうです。へぇ~。意外な一面発見。
 そんなわけで絵画などの美術に興味がない僕がたいそうな感想を書けるわけもありませんが・・・。

 正直、例の(僕には)訳のわからない抽象画ばかりなのかと思っていましたが、意外にそう言うわけでもなかったんですね。年代ごとに作風が変わっているらしく、「青の時代」と呼ばれていた頃の作品「ラ・セレスティーナ」という片眼の老女が何となく惹かれました。青の時代とは、1901-1904年で、親友が自殺したことにショックを受け、青を基調とした作品が多いんだそうです。
 次に惹かれたのは、分析的キュビスムの時代の「サクレ=クール寺院」と「グラス、リンゴ、本」。キュビスムとは「いろいろな角度から見た物の形を一つの画面に収めたもの」だそうで、もう絵を見ただけで何が何だかわかりません。どこがリンゴなのか???です。でも、惹かれるんです。
 最後はゲルニカの時代の「読書する大きな水浴の女」です。

 何が描かれているのかよくわからなくても、惹かれるものがあるんですね。芸術とは理論じゃないんだなぁと再認です。







 続いてサントリー美術館巨匠ピカソ 魂のポートレートです。
 最初に目にとまったのは、「自画像」。そうは言ってもピカソは自画像をたくさん残しているので、同じ作品名の作品がたくさんあります。僕が目にとまったのは「ラ・セレスティーナ」と似た色遣い、似た構図のものです。水墨がのような「囚人」も。ちょっとペルセポリスを思い出してしまいました。(以上2作品は青の時代のもの)
 続いては「海辺を走る二人の女(駆けっこ)」と「ピエロに扮するパウロ」(パウロはピカソの子)。この2作品は僕でも見たことのある作品なので、たぶんかなり有名な作品。共に新古典主義の時代のもの。
 シュルレアリスムの時代の「彫刻家とモデル」。「コリーダ:闘牛士の死」「ドラとミノタウロス(コンポジション)」そして、亡くなる前の年に描いた「若い画家」(自画像)

 実はここで今回展示している作品の作品集をいただいたのですが、美術館で気に入った作品を作品集で見ても全然感動しないんですよね。やはり本物が発するオーラっていうのは違うんでしょうか。それともただ単に額に飾ってあると違う風に見えるのか?(笑)




 話は変わりますが、当然と言えば当然ですが、作品保護の観点から温度と湿度を記録しているんですね。会社でもデータロガーはあります(例えばこんなの)が、やはりそこは美術館。温湿度の記録計もとてもおしゃれでした。妙なところに感心している僕。

 正直言って、その良さを最初から最後まで理解できない僕でしたが、普段接することのない芸術に触れられておもしろかったです。やっぱ音声解説の受信機を借りた方が良かったかなぁ(500円)。でも、まぁ、食欲の秋以外にも、芸術の秋に触れられて良かったです。ちょっと感化されたので東京都美術館でやっているフェルメール展にも行ってみようかしら。











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この記事へのコメント

2008年12月03日 09:37
フェルメールに行ったときの記事もありますので、よければごらん下さいね。
2008年12月03日 09:55
すみません。うまくできないようです。ご興味ありましたらトラックバックしてくださったサイトの9月の記事をクリックして下さい。
2008年12月04日 23:07
matmi48さん、コメントありがとうございます。
フェルメールの記事は
http://blogs.yahoo.co.jp/matmi48/17748722.html
ですよね。拝読させていただきました。あと10日しかないですよね。頑張って時間作らなきゃ。
2008年12月05日 00:20
よしなさん、こんにちは。TBありがとうございました。こちらもTBさせていただきました。
私も美術は詳しくないのに、色々まわってます。フェルメールも行きましたが、私の感想は参考にならなそう・・・。
それはさておき、ダイビングの写真、とても興味深く拝見しました。ダイビングは、今後もう少し力を入れたいと思っておりまして。これから時々見させてくださいね。
2008年12月05日 00:36
etloverulejpさん、コメントありがとうございます。
etloverulejpさんはフェルメールファンなんですね。
本文にも書きましたが美術館なんて数年ぶりで絵画の右も左も解りません。いろんな美術館に行ったり、他の人のブログなど感想を読んだり。。。ちょっとずつ勉強していこうかな。
と言うわけで、今後ともよろしくお願いします。

p.s.
ダイビングもされるんですね。また沖縄行きたいけど、ボーナスだいぶ減っちゃったしなぁ。

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