映画:マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと



 多くの映画館が日本語吹き替え版。字幕版の映画館を探して行くことにしましたが、レイトショーがやってない。レイトショー料金になれてしまうと正規料金で観るのがバカらしく、前売り券を1,280円で購入してようやく観ることができました。と言うわけで、今回はマーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことの字幕版です。

 犬つながりと言うことで、(本作品とは関係ありませんが)日本盲導犬協会に、当ブログのアフィリエイト収入から3,000円を寄付いたしました。こうして寄付ができるのもいつも当ブログを支えてくださっている読者の皆様のおかげです。ありがとうございます。m(_ _)m



●ストーリー(ネタバレあり)
 雪の舞うミシガンで結婚式を挙げたジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、共にジャーナリストとして働く新婚カップル。ふたりは暖かなフロリダに家を買い、新しいキャリアと結婚生活をスタートさせた。だが、子どもがほしいとは思っていたものの、二人にはまだ親になる心の準備が整っていない。そう打ち明けるジョンに、地方新聞社の同僚で独身貴族のセバスチャン(エリック・デイン)は、子育ての予行演習として子犬を飼えばいいと進言する。
 そしてジェニーの誕生日プレゼントとしてやって来たのが、クリーム色のラブラドール・レトリーバー、マーリーだった。マーリーはやんちゃで元気いっぱい、なんてものではなく、とんでもないおばかな犬だった。取材から帰ってくるジェニーを空港に迎えに行く間、ジョンはマーリーをガレージに入れておいたが、帰ってきたときは家具は噛みちぎり、壁には穴を開ける始末。何でも食べたがり、他の犬や飼い主に飛びかかっては顔中をよだれまみれにする。雷を怖がって暴れる。
 二人はマーリーをしつけようと犬の訓練学校に入れてみたものの、インストラクターのミス・コーンブラット(キャスリーン・ターナー)に飛びかかってはマウンティングして腰を振る。即刻お払い箱だ。
 そんなマーリーに手を焼きながら、夫妻はようやく子どもを持つことを決意する。やがてジェニーは妊娠するが、ジョンが奮発して買ったネックレスをマーリーが飲み込んでしまう。翌日、ジョンはマーリーのうんこから、より輝きを増したネックレスを発見した。
 もうじき10週間になろうという頃、産婦人科に行くと、10週間にしては小さめの赤ちゃんがエコーに映し出されていた。しかしその子からは心音が聞こえなかった。二人を襲った突然の悲しみ。悲しみに暮れるジェニーのそばにはマーリーがそっと寄り添っていた。
 二人は悲しみから立ち直ろうと、結婚当時行けなかった新婚旅行に出かけることにする。もちろんマーリーはお留守番。その留守を任された不運なマーリーに振り回されげっそりとしていた。
 それから10ヶ月後、二人はとうとう親になった。何でも食べるマーリーが赤ちゃんも食べるんじゃないかと心配していた二人だが、マーリーは赤ちゃんのおむつの匂いにウットリし、彼のよき友達になっていく。
 記者だったジョンだが、担当者が見つかるまでの約束だったコラムが人気に。毎日コラムを書けば給料を2倍にすると言われ、記者を目指していたジョンは悩んだ上、コラムの仕事を引き受けることにする。マーリーのことを書いたコラムは大人気で発行部数が2倍になるほどだった。
 一方、ジェニーは子育てのストレスからマーリーに切れる。セバスチャンのアドバイスで環境を変えるため、高級住宅街に引っ越す一家。そしていつしか子どもは3人になり、ジョンは新たなキャリアを求めてフィラデルフィアへと引っ越した。新しい仕事は記者だが、自分の考えを織り込むなとボスに叱られるジョン。大変なときも楽しいときもいつもマーリーがいる。
 季節はめぐり気がつけばマーリーが家に来てから13年もの月日が経っていた。ある雨の夜、マーリーが外に出て行ったっきり戻ってこない。子ども達は、犬は自分が死ぬとき主人にその姿を隠すんだと心配する。ジョンとジェニーは雨の中、マーリーを探す。二人がマーリーを見つけたときマーリーは立ち上がることもできないでいた。ジョンは急いでマーリーを車に乗せ、病院へと急ぐ。
 病院では、マーリーが明日を迎えられる確率は10%程度だろうと言われる。ジョンは「10%って何をもとにした数字ですか。こいつは電話機を食べても消化しちゃう奴なんです。普通の犬と一緒にしないでください。」と叫ぶ。なんとか、無事に朝を迎えられたマーリー。家に帰ると子ども達も心配そうにマーリーに近づく。信頼できるお医者さんだったとジェニーに告げるジョン。
 しかし、またもマーリーは立ち上がることができなくなる。しかも今度はお腹にチューブが入らず手当もできない。ジョンはマーリーが苦しまずに逝けるようにすることを選択。
 子ども達はマーリーにお別れの手紙を書き、そっと庭に埋葬する。
 ジョンやジェニー、子ども達はマーリーがいかに自分たちにかけがえのない時を与えてくれたのかを知る。




●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 “世界一おバカな犬が教えてくれたこと”というサブタイトルと予告編を観ると、コメディ映画なのかと思っていて、観る気ゼロでした。ところが観た友達から、コメディじゃなくて最後は泣けるような映画だよ~と言われ、ネットで調べても結構評判良いので観に行くことに。冒頭でも書きましたが、吹き替え版やっているところが少なく、ようやく観ることができました。
 この作品マーリーがいなくても、仕事と家庭の両立、仕事のスランプ、流産、子どもに恵まれたこと、昇給、人生の山と谷、ホントに主人公の人生そのものが物語だと教えられた作品です。ストーリー的には犬と私の10の約束と似ていますが、ぐっと来るのは、最後。自らの手でマーリーに毒を投与するところ。犬を飼っている僕としてはただでも犬が死んじゃうシーンでウルウルしてしまうのに、自らの手で安楽死させるのは見るに耐えませんでした。しかも他の家族がいなくて、ジョン一人しかいないんです。これはホントにつらい。
 他の家族がいなかったシーンでは犬の十戒の最後「私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。(Go with me on difficult journeys. Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.)」を思い出しちゃいました。
 悲しくて涙する作品はありますが、見るのがつらくなった作品はこれが初めてです。つらすぎて逆に観て良かった度は4点。(つまらなくて観るのがつらくなる作品はたくさんありますが・・・。)



観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点











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この記事へのコメント

masya
2009年05月04日 22:39
オリジナルタイトルは「マーリー&ミー」
「マーリーとわたし」とも「私と結婚してください」とも読み取れるタイトルです。たぶん、両方なんでしょうけど。
犬と暮らすのは結婚する以上に、大変だし魅力のあることなんだとでも言いたいんでしょうけどね。
文筆活動家夫婦の収入がいか程なのか、スクリーン上からはかなりハイソな生活をされてるようで、アメリカの格差社会を垣間見たような気がしました。
2009年05月08日 03:18
masyaさん、お返事が遅くなってすみません。
なるほど~、マーリーを結婚するのmarryとかけたんですね。なるほど~。気がつきませんでした。
確かにあの暮らしっぷりはすごかったですよね~。僕がプール付の家に住んだとしても、水道代が気になってプールに水を晴れないと思います。小心者な僕です。

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