中島みゆき 2回目 夜会 Vol.16 ~夜物語~ 本家・今晩屋




 今年2回目の中島みゆき夜会Vol.16 ~夜物語~ 本家・今晩屋に行ってきました。(今年1回目の記事はこちら。)

 このブログは一応映画ブログとダイビングの2本柱なので、“夜会”って何?という人も多いでしょう。友達からはディナーショーとは違うの?と言われてしまいましたが、全く違います。コンサートとミュージカルと芝居を足して3で割ったようなものと説明しています。ですからストーリーもあるんですね。

 ちなみに毎年夜会のチケットは高価(2万円)で、しかもなかなか入手できないので有名なんです。去年は1枚もチケットを入手できなかったので今年は気合いを入れたら4回分のチケットが・・・。1回分は知人に買ってもらい、それでも売れ残ってしまい3回観に行くことに。
 前回はストーリーが全くわからず、ネットで調べてみると安寿と厨子王という童話を知らないと理解できないのだとか。。。そんなわけで、急いでAmazonで注文。今ならキャンペーン中で1円でも送料無料。しかもお急ぎ便が1ヶ月お試し期間で無料と言うことで注文。夜に注文して翌日に会社から帰ってきたらもう届いていました。ただし、安寿と厨子王は高かったので小説版である森鴎外山椒大夫を購入です。


山椒大夫ストーリー(ネタバレあり)

 平安時代の末期、平正氏は朝廷の意に反して困窮する農民を救おうとし、筑紫国(福岡県)へ左遷された。妻・玉木との子供、姉の安寿と弟の厨子王はまだ幼かったため、岩城(福島県、宮城県)から旅をすることをあきらめ、今出ゆう単身赴任をしていた。
 子供たちも成長し、安寿14歳、厨子王12歳になり、母・玉木と女中の姥竹の4人は越後(新潟県)を経由して父・平正氏のいる筑紫国へと旅をしているところだった。
 今津に出るとある村で日が暮れ、一行は宿を求める。ところが人買いが現れるため旅人に宿を貸すことを禁ずるという国守(くにのかみ)のおふれが出ていた。一行は仕方なく橋の下で寝ることにする。
 姥竹が近くの民家にお湯や藁をもらいに行っている間に山岡大夫と名乗る男がやって来て、路頭に迷っている人に宿を貸しているという。玉木はその申し出を受けることにする。
 しかしその山岡大夫と名乗る男は人買いで、母と女中は佐渡行きの船に乗せられ、安寿と厨子王は丹後国(京都)の領主・山椒大夫に売られてしまう。女中は途中船から身を投げて死んでしまい、安寿と厨子王は“しのぶぐさ”、“わすれぐさ”と名前をつけられ、山椒大夫のもとで奴隷としてこき使われる。
 二人は母が佐渡にいることを知り、脱走することを考える。しかしその話を山椒大夫の息子に聞かれ、額に十文字の焼き印を押される。ところがその夜不思議な夢を見、その通り守り袋を額に当てると、不思議なことに焼き印の痕が消えていった。
 ひと冬を越し、安寿が、汐汲みではなく弟と一緒に柴刈りをしたいと言い出す。大夫はその願いを聞き、二人は今日から山へ柴刈へと出かける。ところが安寿は厨子王にこのまま逃げろと言う。厨子王は必ず逃げると約束し、姉を置いて京へと向かう。
 二人が帰ってこないため山椒大夫は追っ手を差し向ける。厨子王は寺にかくまってもらい助かるが、追っては沼の岸辺で安寿のわらじを見つける。
 その後、厨子王は出世をし、人買いを禁止する。山椒大夫も今まで抱えていた奴隷をすべて解放することになる。一方厨子王は遣いを出していた。その遣いによると父はすでに他界しているが、母はまだ佐渡で生きているという。しかしその行方はわからない。厨子王は自分の足で母を捜すため佐渡へと向かう。
 厨子王は百姓家で穂を干しているところで盲目の女性が竿を振って雀を追いやっている。厨子王は哀れに思い近づくとなにやら歌を歌っている。最初は聞き取れなかったがしばらく聞いていると厨子王の耳には

 安寿恋しや、ほうやれほ
 厨子王恋しや、ほうやれほ
 鳥も生あるものならば
 疾う疾う(とうとう)逃げよ、逐わず(おわず)とも

 と聞こえる。厨子王はその女性を抱きしめる。



なお、童話の安寿と厨子王では、厨子王は助けに来ると安寿と約束して逃げ出し、安寿は厨子王が助けに来るのを待っていたが、山椒大夫の責め苦に耐えきれずに沼に入ったようです。
(夜会のストーリーは3回目の記事で。)

 前回の記事では、ストーリーが全くわかりませんでしたが、元の話を知っているとすごっく感動です。夜会の登場人物は4人の生まれ変わりなんですね。「約束はその場の気分」と言われてもなんのことだかわからなかったし、逃げろと言われて何から逃げているのか・・・。第2幕の水族館から急に十字路の話になったり、船が出てきたり、クライマックスの「ほうやれほ」も全く意味がわからなかったのが、ほとんどわかります。
 4人は来生になっても過去の呪縛から解き放たれずに、厨子王の生まれ変わりは姉との守れなかった約束を悔やみ、何からかもわからないまま逃げまとっている。第1幕の最後や、第2幕のほうやれほでは涙が出てきてしまいました。
 あんまり、書くと3回目の感想が書けなくなるので内容に関することはこのくらいにして。。。

 今回の夜会では夜会で初めて終わったあとに中島みゆきが挨拶をする(毎回内容が違う)んです。前回は11月30日。11月最終日ということもあり、今年も残すところあと1ヶ月。やり残したことはありませんか?などという挨拶でした。
 12月に入り今回は、まぁ無難な挨拶でしたが、今年の夜会も残すところあと○回。毎回間違えないように緊張してお送りしておりますと言っていましたが、実は翌日の3回目の鑑賞では間違えていました。。。

 と言うわけで、3回目の記事に続きます。

 そうそう、前回の記事で預けたカメラを投げるスタッフ、インターミッションになった瞬間に声を張り上げる関連グッズの売り子、観客までパンフレットを売りに来る売り子、狭すぎて満員電車で吸っているような喫煙所など、夜会の品位が落ちたと書きました。今回は喫煙スペースが拡張され、カメラを扱うスタッフも丁寧になり、売り子も出しゃばらなくなっていました。前回の記事を関係者が読んだかどうかは知りませんが、改善されていたことに評価です。

 そして帰りはイルミネーションがきれいでした。。。前回のように警察の自転車にぶつけられることもなく。。。




p.s.
 水族館で香坂千晶さんが身につけていたBCDはS-Proだったかなぁ。





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この記事へのコメント

2009年12月13日 16:50
初めまして、TBありがとうございました!

今回、初めて「夜会」を観に行ったのですが
最初は話がわからなくてようやく
「ほうやれほ」で気づき--(『山椒大夫』を読んでいたので)

でも、そのときの歌はホントに痺れました。
底光りするようなステージで癖になりそうです。
たまたまチケットが取れたのですが
本来難しいのですね。。。
2009年12月13日 19:25
ナラリーノさん、コメントありがとうございます。
山椒大夫を読んでいたんですね~。
ほうやれほの最後で百九番目の除夜の鐘のメロディと融合されるところはホントにジーンと痺(しび)れますよね。

今年は不景気で企業が買い占めていた枠が埋まらなかった分、一般の人がとりやすかったんじゃないかなぁと思います。去年まではなかなかとれなかったです。まだネットがなかった頃は電話予約でしたが20分後には全日、前席いっぱいと言われてショックを受けた年もありますし、4人で電話をかけたのにチケットが2枚しかとれずに誰が行くかでもめたこともありましたよ~。

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  • 夜会VOL.16「~夜物語~本家・今晩屋」

    Excerpt: 前回、ほんっとわかんなかっただけに、 今回は、改めて山椒大夫を原作で読み直し、 vol.15に行かれた方のブログを読み、 睡眠時間削って予習して赤坂に向かいました。 結果、正解。 最.. Weblog: Diva Fotografica racked: 2009-12-13 13:52