映画:キス&キル
2011年になって早2週間経っていますが、まだこの1作しか見てないんです。ストレス~! |
●ストーリー(ネタバレあり)
ジェン(キャサリン・ハイグル)は失恋したばかりの女性。その傷を癒しきれないまま両親に連れられて南フランス旅行にやってくる。過保護な両親は、飛行機でもシートベルトをしろとしつこく、ホテルではジェンの部屋は両親の部屋の隣にしろとホテルに交渉する。
ホテルのエレベーターに独りで乗っていると、そこにハンサムな容貌のスペンサー(アシュトン・カッチャー)が乗ってくる。ジェンは彼に惹かれるもフランス語がわからない。何か話しかけてくるがとりあえずうなずいたり笑顔で答えたりする。しかも彼はジェンの後をついて海辺までやって来た。
ジェンは英語でなぜついてくるのか訪ねるが、彼は英語も喋れたのだ。フィンをジェンに見せ、もともと海に行くつもりだと答える。最後にスペンサーはあとで食事でもジェンを誘った。
ジェンは急いでスーツケースを見るが、ただの旅行のつもりだったのでドレスなんて持っていない。ジェンは街に出向いてかわいいドレスを探しに行く。
その頃スペンサーは、フィンを履き、エアーフィン(簡易型エアタンク)で沖に停泊している船へと向かう。錨の部分を登って侵入したスペンサーはヘリコプターに爆弾をしかけ戻る。そのヘリコプターが爆発したことを確かめるとスペンサーはジェンと約束した店へと向かう。かれはCIAのエージェントだったのだ。
楽しく食事する二人だが、1人の男が彼らを監視する。彼はスペンサーの上司であり、恋に落ちてスパイから足を洗うことは許されないとスペンサーに警告する。アメリカに戻ったジェンはその後もスペンサーとつきあい、とうとう厳格な父親(トム・セレック)の許しを得て、結婚することに。そして2人は郊外で幸せに暮らしている。スペンサーは建築会社を経営し、ジェンはセキュリティソフトの会社で営業を担当している。
それから3年、スペンサーのオフィスに宅配が届く。フランスの旅行ガイドにはさまれた1枚のカード。それはCIA時代によく使った連絡方法だ。彼はカードに書かれた電話場号に電話するが、相手は元上司。それは再度の警告だった。
その夜、家に帰ると、誰もいないはずの家の中から人の気配が感じられる。用心しながら部屋に入ると、スペンサーの誕生日を祝うサプライズパーティをジェンが計画していたのだ。友達や近所の人たちが集まってくれ盛大なパーティだったが、スペンサーは楽しめないでいた。もしかしたらこの中に自分を狙うエージェントがいるかもしれないし、もしそうでなくても攻撃されたらみんなの命も危ない。そんな彼を見てジェンは自分たちの結婚に問題があるのかと不安を募らせる。
実は、ジェンはこのパーティーの日、仕事で出張を上司に言われていたのだ。しかし結婚生活のマンネリ打開のために出張を1日伸ばしてもらってパーティーを開いたのだ。そこまでしたのにスペンサーは楽しんでくれていない。ジェンはどこか寂しい気持ちでいたが、仕事のため飛行場まで行かなければならない。
家では、パーティーで飲み過ぎた客を仕方なく泊めていた。スペンサーが様子を見に来るとその男はいきなりスペンサーを殺そうとする。ジェンは寂しさのあまり車からスペンサーに電話をかけるが出ない。もう一度声を聞きたいジェンは家に戻ることにする。ところが彼女が見た光景は、友達が夫を殺そうとしている光景だったのだ。パニックに陥ったジェンはスペンサーに言われるままにベッドサイドの引き出しから銃を持ってくる。「うちに銃があるの?!」と気が動転。そしてスペンサーは友達だったその男を射殺する。
スペンサーは元CIAエージェンだと聞かされたジェンは驚きを隠せない。しかも彼の首には2,000万ドルの懸賞金がかけられ、次々と殺し屋が彼らを襲う。
2人は車で逃げようとするが、そこにも友達を装っていた殺し屋が。予想しない事態について行けないジェンは1人立ち去る。しかしスペンサーのことが気がかりになり戻ってくると、またもや殺し屋がスペンサーを襲っていた。ジェンは殺し屋に車で体当たり。それがきっかけでジェンも銃をとって一緒に戦うことに。
スペンサーは電話場号から上司の止まっているホテルへと向かうが、すでに何者かによって殺されていた。懸賞金をかけたのはCIAではなかったのだ。部下、友人、ご近所。みんなが彼らの敵。いつ誰に襲われるか全く予想の出来ない。そんな時、彼らの前に現れたのは懸賞金をかけた張本人だった。そう彼はジェンの父親。彼はフランス旅行でスペンサーが殺し損ねた敵だったのだ。父親は常にスペンサーを監視しており、彼に届いた小包が彼を殺す命令だったと勘違いしてスペンサーを殺させようとしたというのだ。
そして彼らの交差する運命は。。。
●感想、思ったこと(ネタバレあり)
公開から1ヶ月でもう終了とは・・・。ブロガーの中でも評判は悪くはないけれど良くもないみたい。スパイ映画ではなくドタバタ・ラブコメディだと聞いていたので、そう言うつもりで見られたため、充分ありでした。
射的のシーンで、お父さんが実は殺し損ねた敵なんじゃないかと感づき、CIAは抜け忍をあんなえげつなく殺そうとはしないだろうし、お父さんが黒幕じゃね?ストーリーはバレバレでしたが、友達が、ご近所さんが、次々と殺しに来て、それをいろんなかたちで返り討ちにするその爽快感は良かったです。
心の残る作品ではなく、おそらく年末に今年1年に見た映画を振り返る時には、「どんなないようだっけ?」となりそうですが、それなりに楽しめる作品でした。知らずにスパイ映画(例えばトゥルーライズのように、結婚してもスパイ活動を続けるみたいな内容)を期待して観に行った人はがっかりだったでしょうね。2011年はまずまずのスタートを切れたと思います。
そうそう、スペンサーが使ったエアーフィン(簡易型エアタンク)は、小さくて便利ですが、水深5mのところで3分が限度。船の停泊している場所と陸地の距離を考えると、あれで船までの往復をするのは難しいかと…。
観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点 |
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- ロバート・ルケティック(監督)
- アシュトン・カッチャー(スペンサー 役)
- キャサリン・ハイグル(ジェン 役)
- トム・セレック(お父さん 役)
- キャサリン・オハラ(お母さん 役)
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