映画:塔の上のラプンツェル



 近くの映画館はほとんどが吹き替え版だったので、まぁ吹き替え版でもいいかという気持ちになっていたのですが、吹き替えが声優じゃなくて中川翔子ということを知って、なんとしても字幕版で見なくては!と言うわけでブログにも書きましたが109シネマズを運営している東急レクリエーションの株主総会の帰りに、TOHOシネマズ塔の上のラプンツェルを観てきました。



●ストーリー(ネタバレあり)
 太陽から生み出された一滴の光。それは地上に零れ落ち一輪の魔法の花になった。老婆のゴーテル(ドナ・マーフィ、剣幸)はその花に若返りの力がある事を知り、自分の姿を美しく若い姿へと変身させていた。また老いるとその力で若返り、長い間それを繰り返して暮らしていたのだ。
 とある日、その国の国王の妃が妊娠する。しかし妃は重い病にかかってしまい、このままではお腹の赤ん坊も妃も命が危ない。国王は兵に怪我や病を治す魔法の花の捜索を命ずる。ゴーテルはその花を独占するために隠していたが、兵に見つかってしまう。国王がその花のエキスを妃にやるとみるみる回復し、元気な女の子を出産した。女の子はラプンツェルと名付けられた。
 花の力を独占したかったゴーテルは城に忍び込み、花の力が眠るラプンツェルの黄金の髪を切って持ち帰ろうとする。ところが切り取られた髪は色が消え、力も消え去ってしまう。ゴーテルは仕方なく、ラプンツェルを誘拐し、城を立ち去る。ゴーテルは森の奥にある塔の頂上にラプンツェルを隠して暮らしていた。

 それから18年後、大泥棒フリン・ライダー(ザッカリー・リーヴァイ、畠中洋)はスタビントン兄弟(ロン・パールマン、飯島肇)と協力して城に忍び込む。目当ては王女のティアラ。フリンはまんまと盗み出す事に成功するが、警護隊長(M・C・ゲイニー、佐山陽規)が愛馬であるマキシマムに乗って3人を追う。フリンは姉弟を裏切って逃げ仰せるが、その途中で森の中で入口のない塔を発見する。フリンは追っ手から身を潜めるためにその塔に忍び込む。
 18歳になったラプンツェル(マンディ・ムーア中川翔子、歌:小此木麻里)は、母親だと信じるゴーテルから外は危険だから塔から出てはならないと聞かされていた。パンを焼いたり、絵を描いたり、裁縫をしたり・・・それがラプンツェルの毎日。唯一の友達はカメレオンのパスカルだけ。一緒に遊んだり、何でも話し合える大事な友達。そんなラプンツェルは外に行きたいと言うがやはりゴーテルに反対される。毎年ラプンツェルの誕生日には山の向こうから不思議な光が空に登っていく。とても美しい光景だ。ラプンツェルの18回目の誕生日である今日、彼女はどうしてもその光を間近で見たい、そしてその光が何なのかを知りたいと懇願するが、それは叶わぬ夢だった。
 ゴーテルが出かけ、塔で一人遊んでいるラプンツェルの前に現れたのがフリンだった。ラプンツェルは長い髪を利用してフリンを捕まえる事に成功する。髪でフリンを椅子に縛り付け、フライパンを構えて恐る恐る近づくラプンツェル。ラプンツェルはフリンの持っていたティアラを隠し、それを隠す代わりに自分を謎の光のところまで連れていって欲しいと言う。フリンは仕方なくその条件を呑む事に。
 2人は塔を降りる。初めて踏む大地。草の感触がとても気持ちいい。大はしゃぎするラプンツェルだが、一方で大好きな母親・ゴーテルを裏切った自分が許せないという葛藤に襲われる。
 もしあの光を見に行くのなら時間がないとせかすフリン。実は彼にはある計画があったのだ。そうとは知らずフリンに着いていくラプンツェル。そしてフリンが目指した先は荒くれどもが集まる酒場だった。フックの片手を持つフックハンド、大きな鼻のビッグノーズ、大男ウラジミールなど、強面の荒くれ者ぞろい。怖がるラプンツェルだが、パントマイムで有名になりたいなど、みんな夢を持つ心優しい仲間ばかりだった。そこに現れたのはフリンを追う警護隊長たち。2人はみんなの協力を得て逃げ出す事に成功する。その一部始終を見ていたゴーテルはスタビントン兄弟を誘惑し、2人を捕まえるように言う。
 そんな事とは知らない2人は光の放たれる場所、城へと向かう。城下町を初めて見るラプンツェル。お店も、たくさんの人も、目に入るものすべてが彼女にとっては初めてのことばかり。そんな無邪気にはしゃぐラプンツェルのためにフリンはボートを手に入れ、そのボートに乗る。夜になり、光が放たれる。その光はランタンで、誘拐された娘を思って、国王と妃が毎年、娘の誕生日にランタンを放っていたのだ。悲しい光ではあるが、とても美しい光。
 とても幻想的な光景を見終えて岸に戻ってきた2人。ラプンツェルはフリンにティアラを渡すと、フリンはそのまま立ち去ってしまう。一人残されたラプンツェルをスタビントン兄弟が襲う。そこに現れたゴーテルはスタビントン兄弟を倒して、ラプンツェルを連れて逃げる。しかしフリンはティアラを持って逃げたのではなく、スタビントン兄弟に捕まり、衛兵に渡されていたのだ。
 怖い思いをし、フリンにも裏切られたラプンツェルは塔で一人悲しむ。ラプンツェルが何気なく天上や壁に書いた絵を見ると、そこには昨日見た城の紋章と似た絵が描かれていた。それを皮切りに小さかった頃の記憶が蘇る。自分はゴーテルの娘ではなく、国王の娘だ。ゴーテルは自分の髪に宿った力欲しさに幽閉されていたことを知ったラプンツェルだが、ゴーテルに捕まってしまう。
 一方、フリンは処刑をされる所だったが、間一髪、酒場の荒くれどもに助けられた。仲良くなったマキシマムが彼らを呼びに行ったのだ。助けられたフリンはマキシマムに乗って塔へと向かう。ところがゴーテルに刺されて瀕死の状態に。ラプンツェルはゴーテルに彼を助けたらいつまでもついていくことを誓うと言う。ゴーテルはその条件を呑む事にするが、「ダメだ!」というフリンは最後の力を振り絞ってラプンツェルの髪を切ってしまう。途端にラプンツェルの髪はブロンドに変わり、不思議な力もなくなってしまう。
 取り乱したゴーテルはパスカルが仕掛けたロープに躓いて塔から転落してしまう。
 ラプンツェルは動かなくなったフリンに近づき涙を流す。その涙がフリンにこぼれ落ちた時、不思議な力が働いてフリンは回復する。
 そしてフリントラプンツェル、そしてパスカルは再び城へと向かう。王妃と王はラプンツェルを見るなり、18年間探し求めていた我が娘である事を感じ、涙する。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 いや~、やっぱりディズニーですね。おもしろかった。
 昨年のプリンセスと魔法のキスは、ディズニー的にはもっと稼げると思っていたらしいんですって。失敗の原因が、タイトル(原題:Princess and the Frog)に“プリンセス”とあり、男性に不人気だったと分析したそうです。邦題こそ“塔の上のラプンツェル”ですが、原題は“Tangled”(もつれた、こみいった、当惑した)に変更したそうです。なるほど。観たくなるタイトル、観たくなくなるタイトルって確かにあるかも。そう言う所も気にするんですね。
 内容ですが、まぁディズニー映画なので安心して見られますね。だけど脚本や絵がとてもきれいで音楽もすばらしい。だからちょっとした事で感動しちゃうんですよね。ディズニー映画なんだから生き返るとわかっていてもフリンが生き返った時はウルウルしちゃう。ラスト国王と妃に迎え入れられる時も、「髪の色が変わっていたらそう簡単に受け入れられないだろ~。今まで『自分が娘です。』と偽物だって大勢現れただろうし。」と、冷静な自分なのに、ジーンと来ちゃう。ラプンツェルが昔の記憶を思い出すシーンなんて、もう大の大人なのに大興奮でした。
 ラプンツェルが塔から抜け出した時、はしゃぎたい気持ちと母親を裏切った気持ちでいっぱいになるあのシーンの見せ方、ディズニー映画的には斬新と思ったのですが、みなさんどうでした?個人的にはいい描き方だなぁと思ったのですが。
 そして一番の見せ場はやっぱり、ボートの上のシーンですよね。ホントにきれいでしたね。美女と野獣のダンスシーン、アラジンのカーペットでのシーンなどを思い出させますが、やっぱり感動する王道ですね。
 話は変わるけど、フリンって言われるとやっぱりトロン・レガシーを思い出しちゃう。不倫じゃないよ。
 これぞディズニー映画!という名作がまた1つ増えたと思う作品でした。

 またまた話は変わりますが、ラプンツェルは左利き?紅茶屋ロンドのSUZUさんにツイッターで指摘されたんですが、確かに右のシーンを見ると左利きに見えますよね。


 まぁ、そんなわけで納得していたんです。で、今回の記事を書くために公式サイトを訪れ、トレーラー動画を見ていて違和感が!それが右のシーン。持つ手が反対!
 と言うわけで、結論はラプンツェルは両利きです!



 たぶん。


 もしかして鏡?






観て良かった度:●●●●● 5点 最低1点、最高5点






※2010/11/01よりAmazonが配送する商品の配送料が無料になりました。




この記事へのコメント

みっきい
2011年08月15日 03:47
偏見も甚だしい。まさに町山智浩状態。しょこたんの吹替えは、確実に他の声優を上回ってました。オタクアイドルのイメージで避けたのだろうが、偏見はとにかくソンをする。
2011年08月15日 04:31
みっきいさん、コメントありがとうございます。
お~!しょこたんの吹き替え良かったですか?!それは失礼しました。前回、なんだったかなぁ~?ゲゲゲの鬼太郎千年呪い歌だったかなぁ?吹き替えではないですが、実写映画に出演していた時に、かわいいけど、演技うまくないなぁと思ったもので・・・。あれから確実に成長していると言うことですね。次回機会があれば…。

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