映画:海の道



 第24回東京国際映画祭に行ってきました。国際映画祭で有名な映画を見るのも1つの楽しみ方だと思いますが、せっかくなんだから他ではほとんど上映していない映画を見るのも1つの方法ですよね。そんなわけでフィリピンの海の道を見てきました。
おっと!この作品で、今年劇場映画90本目ですね♪




●ストーリー(ネタバレあり)
 フィリピンのミンダナオ島のとなる港。一人の男性が連れが来るのを待っている。やっと現れた連れとその男性は口論になる。その男性は人身売買の仲介屋。突然、2人の少女がインドネシアには行きたくないと言い出す。その男性は少女を説得しようとするが、彼女たちの決意は固かった。苛立つその男性は別の少女を連れて行くことにする。
 一方、インドネシアに住む母親に会いに行こうとする兄妹がいた。その兄もインドネシアでマシな仕事を探そうとしていたのだ。
 インドネシアに出稼ぎに出ている女性は妙に羽振りがいい。小じゃれた洋服にアクセサリーや香水も。インドネシアに行けば本当に仕事があるのか不安な他の人たちは彼女の羽振りの良さを見て、自分にもきっと仕事があるはずだと勇気をもらっていた。
 様々な思いを胸に、小さな舟に乗り込む人たち。舟と行ってもオンボロで時々船底から水が入ってくる。かき出すためのポンプもなくカップで水を排出するくらいの舟。
 舟の手伝いの若者がみんなから運賃を集める。「この前より高いじゃない!」とみんなから文句を言われるが、燃料代が上がったんだ。イヤなら乗らなきゃいい。羽振りのよい女性は文句をいいながら払うが、兄妹たちはそれ以上金がない。すると母からもらったという金のイヤリングを妹から舟代の代わりと取り上げられてしまう。
 日が暮れ、薄暗くなるといよいよ出発だ。目的地はボルネオ島サバ州。距離にして数百キロの舟の旅だ。
 電気を消し真っ暗な海の上を真っ暗な舟で進む。途中、エンストしてしまうトラブルに見舞われるが、妹の無邪気な歌で場が和む。その安心もつかの間。今度は水が入ってきたのだ。沈没するのかと心配するが、船頭は「いつものことだ」とカップで水をかき出すように指示する。カップで水をかき出せるのか、一同は余計不安にあおられる。
 途中、休憩のために立ち寄った小さな島では、簡単な休憩所があった。インドネシアに売られていく少女がシャワーを浴びていると、その休憩所を管理している男がその姿を覗いていた。そして我慢できなくなったその男は少女を犯してしまう。人身売買の男は「処女じゃなくなったら価値が下がるだろ!」と怒り気味だ。
 そして再びインドネシアに向けて出発する。目的の場所に着き舟から下りるとき、まぶしいライトとけたたましい声が鳴り響く。「動くな!動いたら発砲する!」国境警備隊だ。捕まれば厳しい取り調べの後、強制送還となってしまう。彼らはちりぢりになってくらやみの中を走るが。。。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 マレーシアに密航するフィリピン人のお話。人身売買といっても「闇の子供たち」のように目を覆いたくなる悲惨な現状を伝えるわけでもなく、舟でマレーシアを目指すというところに焦点を当てていますが、逆に何を伝えたいのかよくわからなくて、中途半端かなぁ。
 そもそもこの映画、ストーリー云々の前にフレームレート変換がおかしいのか、映像がかくかく動くんですよね。見ていて酔ってしまう。もちろん3Dではなく2Dの映画ですよ。数分映像を見たら少し休まないとホントに気持ち悪くなってくる。


観て良かった度:●●○○○ 2点 最低1点、最高5点






  • 海の道(←第24回東京国際映画祭内の紹介ページ)
  • シャロン・ダヨック(監督・脚本・プロデューサー)
  • ロメオ・ジョン・アルシリヤ
  • マリア・イザベル・ロペス
  • アーナリン・イスマイル
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