映画:スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション



 昔テレビで1作目を見てすっかり引き込まれ、2作目3作目はレンタルビデオ(まだVHSだった)で見て、メッチャ楽しめた作品が約10年ぶりにスクリーンに!しかも主役は当時の主役であったネーヴ・キャンベル。監督も当時のシリーズを手掛けたウェス・クレイヴン。これは期待せずにはいられません。そんなわけでスクリーム4:ネクスト・ジェネレーションを見てきました。


●ストーリー(ネタバレあり)
 自宅でホラー映画を楽しんでいる女子高生の姉妹に電話がかかってくる。「好きなホラー映画はなんだ?」ただのいたずら電話だと思ったが、電話先の相手は自分のプライベートを知っていた。恐怖にさいなまれた彼女が電話を切ったその瞬間、窓ガラスからナイフを持った人物が襲いかかる。ハロウィーンのゴーストフェイスのマスクをかぶったはナイフを振りかざし、姉妹を惨殺する。
 カリフォルニア州の田舎町のウッズボローで起こった連続殺人事件の生き残りであるシドニー(ネーヴ・キャンベル)が実体験をもとに書いた小説“スタブ”の内容だ。

 例の連続殺人事件から10年が経ち、スタブは映画化もされ、今では7作目。毎年作成されるそのシリーズは今では若者に人気のシリーズとなり、その悲劇も今では笑い話にさえなっていた。街の街路灯にはゴーストフェイスの人形が無許可で飾られ、保安官たちはその撤去作業に追われていた。
 そんな時、シドニーは新作の出版記念のイベントのために久しぶりにこのウッズボローに帰ってきた。本屋でサイン会をしていたシドニーを訪ねてきたのはかつての親友のゲイル(コートニー・コックス)だった。ゲイルの夫のデューイ(デイヴィッド・アークエット)は保安官であり、3人とも例の惨劇の生き残りだ。
 2人が再開を喜ぶ暇もなく保安官たちが駆け込んでくる。2人の女子高生が惨殺され、犯人からの電話を逆探知するとこの会場から携帯電話で発信されたものだったのだ。次の瞬間、シドニーの車のトランクから着信音が聞こえた。保安官らがトランクを開けると血塗られたシドニーのポスターが置かれていた。
 シドニーは参考人として事情聴取を受けることになる。警察にはシドニーの他に、変な電話を受け相談に来ていた女子高生がいた。1人はシドニーの従姉妹のジル(エマ・ロバーツ)、その友人のカービィ(ヘイデン・パネッティーア)、オリヴィア(マリエル・ジャフィ)だった。
 シドニーは警察の監視の下、ジルと叔母(ジルの母親)のケイト(メアリー・マクドネル)の家に泊まることになる。

 シドニーの母校でありジルたちが通うウッズボロー高校でも今回の事件が話題壮絶となっていた。
 映画サークルの部長のロビー(エリック・ナドセン)はメガネに小型カメラを取り付け、いろんな人にインタビューをしてはその様子を記録していた。ロビーの映画仲間のチャーリー(ロリー・カルキン)はカービィに好意を寄せているものの相手にもされない。トレヴァー(ニコ・トートレッラ)はジルの元彼だが、浮気したトレヴァーをジルは許せずにいた。様々な人が、今回の犯人の憶測を語っている。

 その夜、ジルの家にカービィが遊びに来ていた。カービィは超有名人となったシドニーのことをジルに聞くが、ジルはあまり語りたがらない。そんな時、隣に住むオリヴィアが帰ってきた。窓越しに手を振る彼女たちだが、ジルのもとにトレヴァーから電話がかかってくる。彼を許せないジルを見たカービィはジルの携帯をとって電話に出る。しかしその声はトレヴァーのものではなかった。謎の声は「クローゼットを開けてみろ。」という。恐る恐るクローゼットを開ける2人だが、中には誰もいなかった。電話の主は「違うクローゼットだ。」というと、その瞬間オリヴィアの部屋のクローゼットからゴーストフェイスをかぶった人物がオリヴィアを襲う。2人が見ている目の前で惨殺されるオリヴィア。悲鳴を聞きつけたシドニーは急いでオリヴィアの家に向かい、乱闘になるが、犯人に逃げられてしまう。

 数日後、街ではテレビレポーターが駐車場で殺害され、遺体が会見会場に落ちてくる。

 そんなこんなで、街では外出禁止令が出されるが、この日はロビーとチャーリーが主催する“スタブ”シリーズの鑑賞パーティーを行う日だった。シドニーやゲイルはパーティーを中止するように言うが、このパーティーを中止にしてもハロウィンのこの日、たくさんのパーティーが行われる。犯人はどこかのパーティーに現れると言い、ロビーらは決行することにする。

 ゲイルはホラー映画ファンの中に犯人がいると確信し、パーティーに潜入することにする。ゲイルもシドニーと同様本を執筆していたがシドニーばかりが有名になることをおもしろく思っていなかったのだ。犯人を捕まえ、自分も有名になろうと、様々なところにカメラを設置し会場を監視する。カメラの映像を見ていると、カメラが1つ1つ布をかぶせられ見えない状態に。犯人が来たと確信した彼女がパーティー会場に入るが、肩を刺され重傷を負ってしまう。かろうじて夫で保安官のデューイに助けを求めを求め命は助かるが、犯人には逃げられてしまう。

 その頃シドニーにも電話がかかってくる。「おかえりシドニー。これは“予告編”だ。お前をいつ殺すかは、俺の気分次第。まずは身近な人間からだ。」と言う。ジルのことを心配したシドニーがジルの部屋に向かうがジルが家を抜け出してパーティーに行っていたことを知る。その瞬間、ゴーストフェイスがケイトを襲う。必死の抵抗もむなしくケイトは命を落としてしまう。シドニーはジルを心配し、後を追う。

 パーティーがお開きになってしまいジルとカービィ、ロビーとチャーリーはカービィの家に集まる。そこに現れたのはトレヴァーだった。誰も彼に連絡していないのに、なぜここにみんなが集まっているのか不審に思ったカービィだが、ジルから電話があったと答えるトレヴァー。しかし電話はなくしたはずだとさらに詰め寄るカービィに、新しいのを買ったというトレヴァー。4人はトレヴァーの事を信じられずにいたが、確証もない彼を追い返すことも出来なかった。
 飲み過ぎたロビーは酔いを覚ますために外に出るが、ゴーストフェイスに襲われてしまう。トレヴァーも部屋を出て、2人きりになったカービィとチャーリー。カービィはチャーリーを誘惑し、キスをしようとした瞬間、場を読めないトレヴァーが入ってきた。
 ロビーが殺されたことを知った3人に恐怖にとりつかれる。トレヴァーも殺され、ジルとカービィ、チャーリーだけになってしまう。そこにシドニーが助けに現れた。シドニーはジルを連れて2階に向かうが、ジルをベッドの下に隠れさせ、自分はおとりになって逃げようとする。しかしゴーストフェイスはシドニーの追跡をやめ、階下に降りていく。
 チャーリーがゴーストフェイスに捕まり、庭の椅子に縛り付けられている。カービィの携帯にゴーストフェイスから電話がかかってくる。これから出すクイズに答えられたら彼を助けるという。なんとかゴーストフェイスのクイズに正解したカービィは扉を開け、チャーリーの手足をほどく。しかし次の瞬間チャーリーはカービィの腹にナイフを突き刺し、殺してしまう。
 一方、ジルもまたシドニーを殺そうとしていた。まさか自分の従姉妹が犯人だと思わなかったシドニーはジルに刺されてしまう。
 ジルは小さい頃から有名な従姉妹のシドニーと比べられて育った。それに嫌気がさしていたのだ。自分もまた惨劇から生還することで、有名になろうと考えたのだ。一方チャーリーも自分をふったカービィに復讐しようと考えており、2人で協力して今回の犯行に及んだのだ。しかし生還するのは1人でいいというジルは、チャーリーを犯人に仕立て上げ、殺してしまう。そして自らも被害者に見えるよう、自分の髪を引きちぎり、肩をさし、ガラスのテーブルに倒れ込んで投げつけられたかのように見せ、気絶してしまう。
 デューイらが駆けつけると、そこは地獄のような惨劇だった。しかし生存者がいた。救急隊がジルを担架に乗せて運び出す。マスコミからも唯一の生還者と報道され、満足げなジルだった。
 その夜、デューイがジルの様子を見に来る。ジルはゲイルの様子を聞く。「肩が治ったら一緒に本でも書きたい。」と言うジル。一方デューイはシドニーも一命を取り留め、集中治療室にいるので、ジルも安心して休むようにと言う。
 デューイは妻のゲイルの病室に向かい、ジルが肩が治ったら一緒に本を書きたいといっていたことを報告する。「あの子、なんで肩を怪我したことを知っているのかしら?」ゲイルの言葉を聞いたデューイは、ハッとしてジルの病室に戻る。しかしジルはベッドにいなかった。デューイは急いで集中治療室に向かうが、そこにはシドニーを殺そうとしていたジルがいた。
 デューイは応援を呼ぶが、拳銃をジルに奪われたデューイは何も出来ないでいた。そこにジルが背後から近づき除細動機でジルを気絶させる。しかし意識を取り戻したジルが再び2人を襲うとするその時、駆けつけた保安官助手に撃たれてしまう。再び街には平和が訪れるが。。。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 スクリームシリーズを見たことなくても、ゴーストフェイスは知っているよね。。。日本でもハロウィンになるとマスクや子供服とか売られているよね。右の写真は子供服屋さんのディスプレイです。

 きゃ~!女の子たちがかわいぃ(笑)。ジル・ロバーツを演じたエマ・ロバーツは、ジュリア・ロバーツの姪っ子で、カービィを演じたのは人気海外ドラマHEROESでチアガールを演じたヘイデン・パネッティーア。男には興味がないが、チャーリーを演じたのはマコーレ・カルキンの弟のロリー・カルキン。そして旧3作に出ていたネーヴ・キャンベルデイヴィッド・アークエットコートニー・コックスらが出ているのも嬉しい。すでに3作品の内容はほとんど覚えていないけど、見た瞬間、3人の顔はわかりましたね。

 犯人は…。このシリーズは毎回意外な人物が犯人になっているのと、さすがに旧3作に出ている人は違うだろうと言うことで、ジルが怪しいと思っていましたが、さすがにそれだけでは根拠は薄い。でもシドニーと比べられるのを嫌がっていることと、オリヴィアが殺されるときにアリバイがあったのを見て、やっぱりジルが犯人で誰か協力者がいるんだろうなと思いました。が、チャーリーだとはわからなかった・・・。
 しかし偶然にまかせた計画。特にカービィの家での惨殺劇は誰かが違う行動をとっていたらあんなにうまくいかない。でもそれがスクリームか。映画のオマージュもたっぷりでにんまり。10年ぶりに新たに加わったものはほとんどないですが、久しぶりにアメリカン・サスペンスホラーを堪能できた作品で、個人的にはおもしろかったです。




観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点










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