映画:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い



 ネットでは感動したという書込が多く、評判上々の作品、ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのレビュー記事です。。


●ストーリー(ネタバレあり)
 繊細が故、人とコミュニケーションがとれない男の子・オスカー。彼にとって父親のトーマス(トム・ハンクス)は父親と言うだけではなく、一緒に冒険をする友人であり。その個性を壊さずに導いてくれる師でもあった。そんな2人を暖かく見守る母親・リンダ(サンドラ・ブロック)。
 しかしそんなトーマスを準備する間もなく失ってしまう。2001年9月11日。トーマスが勤める会社が入ったワールドトレードセンターがテロの標的となり、旅客機が突っ込んだのだ。
 テロが起こったことで学校は休校になり、オスカーも学校から自宅に帰ることに。オスカーが家に帰ると何通かの留守番電話が入っていた。トーマスからの電話だった。トーマスは最愛の息子の声を聞きたくて何回も電話をしたのだが、オスカーは出なかった。やがて父親を失ったことを知ったオスカーは留守番電話のテープを抜き取って自分の宝物にしてしまう。
 この事件がきっかけとなり、オスカーは自分自身の中に閉じこもってしまう。ある日、父親の部屋にいたオスカーはトーマスの遺品の中から1つの鍵を見つける。そしてメモには“Black”と書かれていた。いつもトーマスのヒントをもとにして宝探しをしていたオスカーはこの鍵にあう鍵穴を見つける旅に出る。電話帳で“Black”という名を探して訪ね歩くのだ。そして訪ねた人、1人1人を写真に収めて思い出をメモしていく。
 そんなオスカーを抱きしめ暖かく迎えてくれる人、怒鳴り散らして追い返す人、いろんな人がいた。一方、アビー・ブラック(ヴィオラ・デイヴィス)はオスカーと話をしては涙を流す。彼女は夫のウィリアム・ブラック(ジェフリー・ライト)の暴力に悩んでいたのだ。
 途中、オスカーの祖母の家に部屋を借りている老人(>マックス・フォン・シドー)がひょんなことから、この冒険を同行することになる。心に深い傷を負って人と話を出来なくなったその老人とニューヨーク中のブラック氏を訪ね歩く。いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人をつなぐ大きく温かい輪になっていく。
 なかなか鍵穴の見つからないオスカーは物に当たったり、老人に当たったり、そして諦めようとしたこともあったが、とうとう鍵穴を見つけることが出来た。しかしそれはオスカーへのメッセージではなく、ウィリアムの貸倉庫の鍵だったのだ。
 がっかりするオスカーだったが、常にオスカーの行動を見守ってくれていた母親、そして一緒に行動してくれていた老人は祖父であることを知り、みんながオスカーのことを愛してくれているのだという父親からのメッセージを確かに受け取ったのだった。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 9.11を描いた作品ではユナイテッド93が好きなんですが、本作はあまり9.11は関係ない感じ。鍵穴を見つけるという予告編を見た時はマイケル・ダグラス主演のゲームを思ってしまったので、すごい謎解きのあとに感動がある作品かなと思っていました。
 実際は、オスカー少年の旅を描いた静かな雰囲気。正直、僕的には物足りなかったのですが、このオスカーを演じたトーマス・ホーンはこの作品が演技はじめてなんですって!有名な子役なのかと思っていましたが、すごい!自然な演技で観客を魅了します。カット割りも絶妙で、まさにオスカー像をあげたくなるほどの映像でした。
 終始、お母さんはなにやってんだよ~!って思っていたのですが、ラストで母親の愛を感じるオスカー。ちょっとウルウルきちゃいましたね。
 ただ上にも書いたけど、僕としてはちょっと物足りなかったので、観て良かった度は3点。ゲームを思わせるような予告編を観ていなければもっと感動したかも。




観て良かった度:●●●○○ 3点 最低1点、最高5点










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この記事へのコメント

2012年07月25日 18:57
トラックバックありがとうございます
コメントするのは初めてですが、いつもトラックバックでお世話になっております

この作品は、ラストの母親の大きな愛が素晴らしく、
まさかそうくるとは思わなかったので、素直に感動出来ました
また、数々のブラックさん宅へのお手紙が、もしかしたら「あの少年」の事について家族の間の話題になっていたかも、なんて想像出来てしまうところも良かったと思います
主人公を演じた少年がこれが初めてだというところがまた凄いですよね
あのパニックを起こしてた表情、演技、見事だったと思います
2012年07月25日 20:13
makiさん、こんばんは。
こちらこそTBいつもありがとうございます。
残念ながら…。子ども1人で出かけることよくお母さんが許してるなぁ、お母さん、何してんだよ~!って思っていたので、あっ、そうなのね。って感じでした。ごめんなさい。
ただ、やはりあの少年の演技力はすごいですよね!あれには脱帽です。将来、そんな役者さんになるのか楽しみですよね。
2012年07月27日 20:12
訪問&TBありがとうございます。
途中からリンダが出てこなくて心配しましたが、ラストのリンダとトーマスのやりとりにホッとしました。
トーマスなら悲しみを乗り越え、これからはリンダともうまくやっていけると思いました。
2012年07月28日 21:59
コメントで思いっきり間違えました。(大汗)
「ラストのリンダと“トーマス”との…」、「“トーマス”なら悲しみを…」、以上二ヶ所の“ ”部分は“オスカー”の間違いです。
恥ずかしい。すみませんでした。
2012年07月28日 23:53
すぷーきーさん、こんばんは。
トーマスって、なんの映画と間違われたんでしょう?(笑)。
今までお父さんとしか心を交わせていなかったオスカーが今後母親とどう暮らしていくのか、希望を残すエンディングがステキでしたね。

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