ひとりごと:増税前の駆け込み需要のタバコは葉っぱの量が少ない というのは本当か?




 うちの親父はヘビースモーカー。1日に2箱吸います。僕も1日1.5箱吸っていましたが、禁煙を始めてから10年経ちます。
 そんなわけで親父は2010年10月の大幅増税の直前にタバコを買い溜め。その額なんと約60万円!!(前回の記事では30万円分と書いたのですが、写真は30万円分で、まだほかに30万円分あったそうです。)タバコとコーヒーしか楽しみのない親父なので、あまり吸って欲しくはないけれど「タバコやコーヒーをやめるくらいなら生きていても仕方ない」と常日頃から言っている親父なので、10万円分僕も買ってあげ、総勢70万円分。いつも行くコンビニや、おばあちゃんがやっている個人タバコ店、いつも行く喫茶店など、売り上げが一箇所に集中しないように気を使うのが親父らしいところ。

 そして先日、とうとう買い溜めしていたタバコももう残りわずか。親父曰く「買い溜めしていたタバコは巻きが緩いような気がする。買い溜め需要で、1本あたりの葉っぱの量をけちっているのではないか?」なんて言い出します。タバコの賞味期限は約10ヶ月なので、「賞味期限が切れてるから風味が落ちてるだけじゃない?」と応えますが、「(タバコをテーブルにたたいて)葉っぱを詰めると新しいタバコよりも詰まるんだよ。」と言います。
 というわけで、本当に駆け込み需要でタバコの葉っぱの量をけちって製造するなんてことがあるのだろうか?確かめてみました。




 まず古いタバコ4箱分の重さを量ります。84.0g。

 そして新しいタバコ4箱は83.5g。
 なお、この計りは0.5g単位の表示になるので、0.5gは誤差範囲か。


 ちょっと縮小しすぎて写真だとわかりにくいかな。
 タバコを吸わない人にはわからないかも知れませんが、タバコを吸う人がタバコをテーブルにぽんぽんとやっている仕草を見たことはありませんか?あれをやるとタバコの葉が詰まるんです。と言うことで親父の言う通りに葉っぱを詰めてみました。

 左が新しいタバコ、右が新しいタバコ。

 何本かやってみましたが、確かに親父の言う通り古いタバコの方が葉っぱが良く詰まる。ホントに葉っぱの量が少ないのか?


 そこでタバコそのものの重さを量ってみることに。ちなみに本数は40本です。(下記重さは容器を含む。)

古い方は76.5g。

新しい方は75.5g。

 古い方がわずかに重い。
 まぁ、そうですよね。開封していなくても湿気を吸うと言いますし。

 そこで、電子レンジに5分間入れて乾燥させます。
 写真は古い方のタバコですが、新しい方のタバコも同じように巻きがびしょびしょになってしまいました。古くても新しくてもそれなりに水分が含まれているようです。
 うちわで扇いで乾燥させ、もう一度電子レンジに入れてみます。これを2,3回やって表面が濡れなくなりました。


 そして再び重さを量ってみます。

古い方は74.5g。

新しい方は74.5g。

 おっ!今度は同じ重さになりました。

 先ほどと同じようにして葉っぱを詰めてみます。今度は同じくらい葉っぱが詰まるようになりました。
 つまり湿気っていると葉っぱが詰まりやすくなると言うことですね。そして風味が悪くなる。そして親父がJTに向けてかけた容疑は見事に晴れました。JTはシロ、無罪です。
 湿気っていると葉っぱが詰まりやすいのかは不明です。乾燥している方が詰まりやすいような気がするのに。吸湿するのは葉っぱではなくて紙なのか?紙が湿気れば伸びやすくなって詰まり太くなりやすくなって葉っぱが詰まるような気がします。うーん。

 ちなみに、この2本のタバコを吸ってもらいましたが、味は…。やっぱり古いものを乾燥させても風味が戻るわけではないようです。賞味期限内に吸うのがいいようです。

 なお、exciteニュースによると、JTは賞味期限が切れたタバコを吸った場合…。

< 食品とは違って、お腹が痛くなったりという体に害を与えることはありません。

 と、言っているそうです。賞味期限が切れていても、いなくても、体に害は与えているだろう。と思ってしまいましたが…。


 そう言えば、僕が禁煙したときの禁煙方法で、「タバコを買ったらまず吸い口のところを一度水で浸す」というのがありました。こうするとタバコがまずくなるので吸いたくなくなると言うものです。確かにまずいですが、吸いたくなくなるわけではありませんでした。
 僕はニコレットでタバコをやめました。最近では保険が適用される禁煙プログラムもありますので、へんな方法に頼るより科学的な方法がいいかもしれませんね。








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この記事へのコメント

2012年05月04日 21:27
お父様の買い溜めした量、驚きました! 読んでいる内に湿気たりしないのかな?とか賞味期限は?とか考えてしまった通りだったんですね。ウチの父もずっと吸っていましたがお正月に見た肺がんの手術の映像で「こんな辛い思いをして・・・俺は今日からたばこをやめる!宣言をしてそのままピタッと止めました。それでもう20年以上も経っていたかな~・・そんな父ももう亡くなって7年経ちますけどね。 凄い研究?をされましたね。よしなさんの細かさが伝わって来ました。
2012年05月09日 07:15
mintさん、コメントありがとうございます。
うちの親父は怖さや辛さを理解した上で、タバコはやめないそうです。楽しみがタバコとコーヒーくらいしかないので、もう70を超えていますし、今さらやめても肺がんリスクはそんなに低くならないでしょうし、楽しみを奪うのも…。
でもお父様は良くやめられましたね。すごい!
ちょっといいですか
2014年05月18日 17:08
タバコが湿気ってるとマズイというのは一概にも言えません。
適度な湿度が必要で、カラカラに乾燥させるのもマズさの原因。
それだけ買いだめされたのなら、冷蔵庫で保管なさることをお薦めします。
これからの時期、カビにも気をつけた方がいいですしね。
JT製のタバコには防カビ剤が含まれているので、カビの心配はあまりないですが、身体に悪い原因はタバコ本体よりもそっちです。
2014年05月18日 23:35
ちょっといいですかさん、コメントありがとうございます。
乾燥させすぎてもおいしくないんですね。なかなか難しいものなんですね。
ちなみに本記事は2014年の消費税増税ではなく、2012年のたばこ税増税の時の記事ですので、とっくに吸い終わってしまいました。今回の消費税増税のときは10万円分くらい買い溜めしましたが…。
ちょっといいですか
2014年05月19日 14:04
あ、日付を見ていませんでした・・・・2年前の記事だったのですね。
冷蔵庫タバコで検索すると
http://ameblo.jp/keyboedist/entry-11161145371.html
こちらの記事が出てきましたが、この方は書いておられませんが、ゴールデンバットやしんせいが何故マズイかというと、フィルム包装をしていないので、新品時からパサパサという原因もあるそうです。
また、巻紙を変えることで劇的に美味しくなるそうで、マニアはバットやしんせいを買って、バラバラにして手巻きタバコの巻紙で巻き直して吸ったりもするようです。箱タバコの巻紙には燃焼促進剤や防カビ剤が染み込ませてあるので、巻紙を変えるだけで全く別物だそうですよ。
あと、「禁煙はどうしても無理、でも肺がんは心配・・・」という方には、肺に吸い込まない喫煙法をオススメするといいと思います。
葉巻きやパイプなどは元々吸い込まずに「吹かす」ものですし、普通のタバコも「吹かす」だけでニコチンは摂取されますし、肺はキレイになるし(吹かしを1年続けるとタバコをやめたかのようになるそうです)、なによりもタバコ本来の味がよくわかります。
10万円分の買いだめ・・・是非冷蔵庫保管をオススメくださいね^^
2014年05月20日 03:15
ちょっといいですかさん、こんばんは。
いろいろ情報ありがとうございます。知らないことばかりで目からうろこでした。

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