ミュージカル:ガンバの大冒険



 劇団四季のファミリーミュージカル・ガンバの大冒険を見てきました。
 





●ストーリー(ネタバレあり)
 人間の家の床下にある貯蔵庫で平和な暮らしを楽しんでいるネズミ・ガンバ(加藤迪)。食べ物はたくさんあるし、敵もいない。静かで平和な日々をすごしていた。しかしガンバは何かが物足りない。何か大きくて広いものが呼んでいるような気がしていた。
 そんな時やってきたのは同じく街ネズミ仲間のマンプク(矢野侑子)。彼女はガンバを年に一度行われるという船乗りネズミたちのパーティーに誘いに来たのだ。しかしガンバは粗野な船乗りネズミたちのことを嫌っており、最初は渋っていた。しかしマンプクに説得され、海を見てみるのも良いと思うようになり、2匹で港へと向かう。
 ガンバがパーティーの会場で知り合ったのは力自慢の船乗りネズミ・ヨイショ(坂本剛)。息が合わない2人はケンカになってしまうが、両者相打ち。お互いにその力を認め合った2匹は意気投合する。そしてヨイショの仲間、足の速さで右に出るものはいないというイダテン(沖田亘)、いつも持ち歩いているサイコロで行動を決めるイカサマ(滝沢由佳)、踊りの得意なバレット(相原茜)、物知りで最年長のガクシャ(星野元信)。彼らはパーティーを楽しんでいたが、船乗りネズミの仲間・シジン(神永東吾)が、体中血だらけのネズミ・忠太(笹岡征矢)を連れてきた。忠太は夢見が島からやって来た島ネズミ。平和だった夢見が島もイタチのノロイ族がやって来てからは彼らに襲われてばかり。忠太は家族を置いて足すかを求めて船に乗ったのだという。
 イタチの恐ろしさを知っている船乗りネズミたちもイタチには尻込み。しかし仲間がやられているのに見て見ぬふりはできないとガンバは1匹でも夢見が島に向かうと言う。街ネズミにいいかっこはさせておけないとヨイショらも一緒に夢見が島に行くことにする。正義感は強いがどことなく抜けているボンヤリ(藤原大輔)、たまたまそばにいて彼らの話を聞いていたオイボレ(維田修二)も一緒に行くことになる。

 島に着いた一行は、忠太の家族たちがいる隠れ家に向かう。しかしそこには忠太の家族はおろか人っ子一人いない。隠れ家の前にはイタチの毛が落ちており、忠太の家族たちもイタチにやられてしまったのかと一行は落胆してしまう。しかし悲しんでばかりはいられない。闇夜に紛れて何者かが不気味な声を発していた。「来るなら来い!イタチどもめ!」
 しかし暗闇から出てきたのはオオミズナギドリのツブリ(小野功司)たちだった。ツブリたちもノロイ族に襲われ、たまごを割られたりしていたのだ。ネズミとツブリたちはノロイたちをやっつけるためにお互いに協力することを約束する。

 そんな時、草むらの影から出てきたのは忠太の姉・潮路(宮田愛)と仲間の七郎(川口雄二)だった。お互い生きていることを喜ぶ忠太と潮路。そして忠太が呼んできた助っ人のガンバたちを見てさらに喜ぶ潮路。彼女はガンバたちを仲間が待つ海辺の岩穴へと案内する。
 早速、ノロイたちをやっつけるための作戦会議を始めるが、島ネズミたちはノロイたちの不思議な踊りのことを口にする。その踊りを見ると、催眠術にかかったように引き寄せられてしまうのだという。

 そうこうしているうちに、この隠れ家にもノロイたちがやって来た。ノロイたちは島ネズミが呼んだ助っ人たちに驚き、和解を申し出る。その印にたくさんの食べ物を持ってきたという。しかしこれはノロイたちの罠だった。忠太の父(高林幸平)らはノロイの申し出を断るが、するとノロイはその食べ物を置いて去っていく。
 岩穴にはほとんど食べ物が無く、みんなハラペコ。七郎は島のことをわかっていないガンバたちの指示に従うことに嫌気がさし、自分がリーダーになる。七郎は誰かに食べ物をとってこさせようとするが、隠れていたノロイの手下に、さらにはイタチの不思議な踊りに、オイボレが、ボンヤリが、仲間たちがノロイの手にかかっていく。
 実はオイボレは元はこの島に住んでいた島ネズミだったのだが、イタチがやって来たときにすぐに島から逃げ出したネズミだったのだ。平和に暮らしていたオイボレだったが忠太の姿を見て、人生の最後に島のために何かしたいとついてきたのだ。自分の軽率な判断で仲間たちが倒れていったことに責任を感じガンバたちが再びリーダーとなる。しかしノロイ族の攻撃を見たガンバたちに起死回生の計画はなかった。
 このままではノロイたちにやられるか、餓死するかだった。そんな時、島に伝わるという歌を潮路が歌う。その歌詞には秘密が隠されている事を知ったガンバたち。その歌詞によると数日後に1年に1度の干潮の日がやってくるというのだ。ガンバたちはその日に近くの小島に逃げだそうと計画する。その日を目指して筏を準備するネズミたち。
 そしてとうとうその日がやってきた。しかしノロイたちもみすみす彼らを逃がすわけもなかった…。


※括弧内は鑑賞日のキャストで、別の日は別のキャストが演じている場合もあります。




●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 子どもの頃にテレビアニメで見た(けど記憶がない)「ガンバの大冒険」がミュージカルになったんですね。懐かしさのあまりチケットを買ってみました。テレビアニメが1975年からで、ミュージカルは1976年なので、懐かしいと言うよりも、実際はアニメが終わってから間もなくミュージカルになっていたんですね。
 劇団四季のファミリーミュージカルは大人(と言うより僕だけ?)が見てもおもしろいと思うものが多いのですが、このミュージカルはイマイチ盛り上がりに欠け、ふーんって感じでしたね。仲間たちが死んでいってもそのキャラクターに感情移入していないので悲しさにつながらないんですよね。登場人物が多いけれど、長くすると子ども達は飽きてしまう。だからキャラクターそれぞれに感情移入する時間がないんでしょうね。
 あ~!こんな登場人物いたねぇ~。あ~、こんなシーンあったねぇとアニメを思い出しながら見ることができて楽しかったのですが、個人的にはちょっと物足りない作品でした。





観て良かった度:●●●○○ 3点 最低1点、最高5点




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