映画:コロンビアーナ



 リュック・ベッソン監督のレオンと比較されることの多い、悲しき暗殺者のお話。今回はコロンビアーナの記事です。




●ストーリー(ネタバレあり)
 1992年南米・コロンビア。マフィアの幹部であるファビオはマフィアから足を洗うため最後の仕事を終えた。笑顔で見送ったボスの奥底に自分や家族を抹殺しようとしている意図を読み取ったファビオは急いで家族の元に戻り、急いで町を離れようとしていた。しかしマフィアの差し金は思ったよりも早く到着。ファビオは9歳の一人娘・カトレア(アマンドラ・ステンバーグ)に、「これはお前のパスポートだよ。」メモリーカードを手渡し、銃を構えて階下に向かう。しばらくして銃声が聞こえると、カトレアは二度と父親に会うことはなかった。
 テーブルに座って平静を装うカトレアの前に暗殺者のマルコ(ジョルディ・モリャ)がやって来て、父親から預かっているものを渡せば命は助けると言う。
 カトレアはテーブルの下に隠し持っていたナイフをマルコの掌に突き刺し、隙を見て逃げ出す。マルコらの追跡をかわしながらアメリカ大使館を訪れたカトレアは父親から預かったメモリーカードと引き替えにアメリカへの亡命を求め、アメリカへとやってくる。しかしアメリカ政府の保護下から抜け出し、カトレアは叔父のエミリオ(クリフ・カーティス)暮らすシカゴへと向かう。
 カトレアはエミリオに復習のために暗殺者になりたいと言う。しかしエミリオは彼女を学校に行かせようとする。反発するカトレアにエミリオは「暗殺者になるためには人の心を学ばなければならない。そのためには一般的な勉強や人と接することも大事だ。」と彼女を説得する。

 それから15年が経過し、カトレア(ゾーイ・サルダナ)は美しく成長し、敏腕の殺し屋として活躍し、エミリオが持ってくる暗殺の仕事をこなしていた。
 とある日、カトレアは飲酒運転をしてパトカーに激突。その場で逮捕される。しかしそれは警察の留置所に入るための芝居だった。この日、警察にマルコの手下が護送されてくる予定だったのだ。カトレアは留置場から抜け出し、護送されてきた手下を殺害。カトレアの花の模様を残してふたたび元の留置場に戻り何食わぬ顔をしていた。
 カトレアはエミリオの仕事の他に、独自でマルコやそのボスのドン・ルイスの仲間を殺し、彼らをおびき出すためにカトレアの花の模様を残していたのだ。
 警察署内での暗殺が起こればFBIも黙ってはいない。FBIのロス捜査官(レニー・ジェームズ)は残された模様がカトレアの花だと掴むが、マフィアと通じているFBI捜査官がその事をマルコに報告する。怒ったマルコはカトレアを殺すためにシカゴにやってくる。
 一方、カトレアが自分が与えた仕事以外のことをしていることに気がついたエミリオはやめるように言う。もし正体がばれたら母親のように育ててくれた叔母の命も危ないと。しかしカトレアには復讐しか見えていなかった。しかしエミリオの悪い予感は的中。マルコたちによって叔母やエミリオ自身も殺されてしまう。自分の考えの浅はかさを呪ったカトレアはすべてに決着をつけるため、ドン・ルイスの家へと乗り込んでいく…。



 あっ、恋人のダニー(ミシェル・ヴァルタン)のエピソードを書くのを忘れた…(汗)。書き直すのが面倒なので、まっいっか。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 ニキータレオンを足して2で割った作品と言われるこの作品、運よくニキータは見たことないんです(汗)。
 カトレアにしても父親のファビオにしても、おいおい展開読めすぎだろという感じは否めませんよね。ファビオとボスとのやり取り見てれば「あっ、こいつ殺される。」とわかるし、マフィアに対して挑発的な殺し方してれば自分ではなく家族に矛先が向くのは誰でも想像つきますよね。まぁ、そういう考えのめぐらない女の子ですって言うエピソードがエミリオに学校行くように説得された一場面で説明しているのかも知れませんが…。
 まぁ、展開読めすぎ以外のところは総じておもしろかったと思います。テーブルに座った9歳のカトレアがプロの殺し屋マルコにどうするか、コロンビアの町を逃げる少女。そして大人になったカトレアが警察署内で暗殺するところとかは手に汗握りました。計算された殺し方とは対照的に、クライマックスの派手な殺し方もいいですね。カトレアの復讐心の深さが感じられます。そしてラスボスのドン・ルイスをあんな殺し方するとは。まぁ、想像していた人も多いとは思いますが、僕は乗った車をドーンと爆発させるかと思っていたので外れちゃいましたが。
 個人的にはレオンの方が断然好きですが、この作品もとてもおもしろかったと思います。
 ところで、そこまでしてマフィアが取り返したかったメモリーカードはなんだったんだろう?




観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点










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