病気:親がアルツハイマー型認知症に!



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 親がアルツハイマー型認知症になりました。

  1. なんか変
  2. 相談
  3. 介護申請
  4. 申請後
  5. 入院
  6. 介護申請の結果
  7. デイサービス


なんか変
 実は1年以上前から何かおかしいなぁと思っていた感じはしていたんです。夏にお墓参りに行ったときに「暑いなぁ。これ飲んじゃおうか。」と他人のお墓にお供えしてあったお茶を飲もうとしたのです。まさかそんなこと…。親戚一同冗談だと思いますよね。他にも資源ゴミの分別ができない。可燃ゴミ、不燃ゴミと違って、資源ゴミは缶や瓶、紙や食品トレーなどがあって複雑だし、最近仕分けの方法が変わったばかりだし、それは仕方ないよね…。本人も「物忘れがひどくなってきた。」というので「健診の時に相談してみたら?」「物忘れ外来がこの病院にあるから行ってきたら?」とアドバイスします。
 「どうだった?」って聞くと「うん。検査して、年相応だって言ってたよ。」と言うので一安心。
 内心、「本当に行ったのかなぁ?」と疑いますが、確かにその病院の診察券と領収書がありました。「あっ、確かに行ったんだ。よかった。」

 ところが!

 後々薬局に確認すると、その日に処方されたのは「リリカ」という「神経障害性の痛み止め」。お薬手帳がなかったので薬局に聞いて発覚しました。そのクリニックに電話してみると、「足が痛いと言うことで来院されました」とのこと。物忘れ的な相談はしていなかったのです。
 後述しますが、認知症の人は、作話といって嘘ではないのですが、自分で話を作ることがあるのだとか。。。

 後日、僕も付き添ってその病院に改めて物忘れ外来として行きますが、結局アルツハイマー型認知症。薬を処方されますが、説明は特になく、このあとどうすれば良いの????

 ホームページで調べても情報過多というか、症状もそれぞれ、家族構成も人それぞれなので、自分に合った情報を得ることができないんですよね。加えて言葉がわからない。「介護」「サービス」「デイケア」「デイサービス」「ケアマネ」「介護保険」…。

相談
 ツイッターでケアマネさんのフォロワーさんがいらっしゃるので、DMで相談してみました。そしたら症状や家庭の事情それぞれなので、地域の「地域包括センター」に相談してみてとアドバイスを頂きました。初めて聞く言葉ですが、自分の地域の地域包括センターを調べ、電話でアポをとって相談しに行きます。向こうはプロなのでいろいろ説明してくれるのですが、こちらは初めて聞く言葉のオンパレード。文系の人に「サイン・コサイン・タンジェントで、行列が微分で積分で…」なんて言われても、さっぱり理解できないですよね。そんな状態。
 とりあえず「介護申請をしてみましょう」という事になりましたが、介護申請して介護認定を受けたら、どうなるのかわかっていません。「まずは申請に先立ってかかりつけの先生に相談して下さい。」と言われました。
 病院に行って先生にその事を話すと、「はぁ?まだ申請してなかったの?早くしなよ。(書類)書いてあげるから!」と説明もしてくれいくせいに妙に上から目線。

介護申請
 その地域包括センターで介護申請をすると、かかりつけ医の診断書と、認定員がやってきて本人と面接をして介護認定がされるそうです。大きく分けると、要支援(1~2)と、要介護(1~5)に認定されるのです。
 要支援や要介護に認定されると、介護保険を使っていろいろなサービスが保険を使って受けられるようになります。健康保険を使って病院で治療をすると自分の負担は3割で、7割は健康保険が出してくれるとのと同じで、介護サービスを受けると1割(収入によって2割)の自己負担で、9割ないし8割を介護保険が払ってくれるのです。(上限あり)
 サービスというとなんか違和感あるのですが、要は自分でお風呂に入れない人はお風呂に入れてくれたり、認知症が進まないようにレクレーション(カラオケや囲碁とか)をしてくれたりするのだそうです。

申請後
 申請して数日で認定員の方がお見えになりました。いろいろ質問したりするのですが、横で見ていてかなり落ち込みます。
 「今日は何月ですか?」⇒「9月かな。」(実際は6月)
 「季節はなんですか?」⇒「秋です。」(6月なのに…。)
 「今、何時ですか?」⇒「夜かな。」(午前なのに)
 時計、ウサギの絵、ペンを見せて「あとで聞くから覚えておいてくださいね。」しばらくして「さっき見せたのは、ウサギの絵とペンともう一つなんでしたっけ?」⇒なんか見せられました?
 明日の記憶渡辺謙を見ているようでかなりつらい一面を見せられます。
 いつから抗なっちゃんだろう…。自分が子どもの頃は威厳があって尊敬する父親だったのに、今じゃ日にちも時間もわからない…。これがホントの自分の父親の姿じゃないと認めたくないこともあり、「なんでそんなこともわからないの!」と叱責したくなる自分がいます。

入院
 ある日、寝ようとしたらガタンという音が。二世帯住宅なので多少の音は聞こえます。僕は気がつかなかったのですが、妻が何科音がするから見てきてと。見に行くと、父親が倒れていました。「トイレに行きたい」というので連れて行きますが、下血していました。「救急車を呼ぶよ!」と言いますが、父親は拒否します。なんとか説得して、救急車は呼ばないけれど救急病院に歩いて行くことで折り合いをつけました。歩いて5分。救急病院で緊急検査。CT検査や血液検査など。衰弱しているので大腸カメラはできませんでした。
 そのまま緊急入院。翌朝、ユニクロで下着などを買います。
 2日に1回ですが面会に行きますが、認知症が一気に進みます。
 ベッドで何かを拾う仕草をするので「どうしたの?」と聞くと、「孫の写真が落ちちゃったから拾ってる」というし、「テレビカードを買ってきたよ。」というと「目をつぶるとテレビが見られるからいらない。ほら笑点やってるし、里見浩太朗も見えると言うのです。もうホントに精神的に打ちのめされてしまいました。
 入院から約10日後、主治医の先生から電話がかかってきて、「本当ならばもっと様子を見たいのですが、認知症の進行を考えるとすぐ退院した方がいいです。その後は自宅で様子を見てください。」と強制退院に。。。

介護申請の結果
 退院後、手の指先が黄色いので薬局で貧血の薬を買ったり、認知症の薬をお薬カレンダーにしたりして管理します。人ってこんなに退化するんだと本当に悲しくなります。早く頭のリハビリをしてもらいたいし、認定員が見てからだいぶ進行しているのでもう一度観てもらいたい感じもしますが、結果が出るのは約1ヶ月。早くリハビリしてもらいたいのに!
 約1ヶ月して、要介護1(介護の中で一番軽い)に認定されます。要支援だと最初に相談した「地域包括センター」でその後どうするかを相談するのですが、「要介護」だとケアマネージャーと相談する必要があります。区から送られてきた書類には「ネットで検索してケアマネと契約してください」と記載されていました。
 は?と思いながらも検索しますが、全然どうすれば良いのかわからない。もう一度地域包括センターに相談しに行きますが、「通知書が変わったんですかねぇ?これじゃわからないですよね?」と言われました。地域の「居宅介護支援業者」と契約しなければ今後どうするか相談もできないのです。
 契約といっても費用は介護費用から出されるので自分たちがお金を払うわけではないのですが、あまりにも不親切な通知です。うちの場合は地域包括センターに紹介してもらったALSOKの会社と契約しました。
 そしてその居宅介護支援業者と契約して、専任のケアマネにこのあとどうするかを相談することになります。
 「どうしたいんですか?」といきなり言われても、何ができるのかもわからない状態です。とりあえず頭のリハビリと、8月は妻の実家に帰る予定があるんですけどどうすればいいですか?と相談します。というと、週に回ほどデイサービスと、実家に帰る間は1週間ショートステイ(預かってくれる)サービスを提案されます。それでとりあえずお願いします。
 ショートステイは普通ならば2ヶ月以上前に申し込まないとなかなか空きがないのだそうですが、ケアマネさんが頑張ってくれて空きを見つけてくれました。

デイサービス
 うちの親(僕もだけど)、いわゆる老人ホームで終の棲家となるところを想像していて、嫌がっていたのですが、そういうわけではなく明るい雰囲気。一度見学ということで嫌がる父親を連れて行きましたが、気に入ってくれました。
 そして契約して初日…。
 心配していましたが、その心配が的中。どうだったか聞くと「病院に行って血液検査したんだけど、朝に行って帰ってきたのは夕方だよ!」と言っていました。当然病院に行ってもいないし、血液検査もなかったのですが、覚えていない…。先行きが不安になります。
 2回目はデイサービスに行ったということ理解しているようでしたが…。
 ショートステイもどうなるか。入院した時に認知症が進んだので心配ですが、人によっては良い方向に行くこともあるそうで…。

 詳細は後述しますが、アルツハイマー型認知症は治りません。早く病院や介護保険のサービスを利用して進行を遅らせる必要があります。地域包括支援センターは高齢者の相談ができるよろずやです。私のように認知症になっていなくても、利用できるところです。認知症、健康、その他気になるところがあれば気軽に相談できる場所だそうです。
 逆に認知症になってから相談に行くと、本人が激高してしまうことがあるので、65歳を超えたら何もなくても「時々家を見に行ってほしい」と頼んで顔見知りになっておくことも重要だとか。何か起こる前に利用するのが正しい利用の仕方のようです。親の面倒を見る可能性のある方是非参考にしてみてください。






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