サンシャイン2057 金をかけた駄作です。

 真田広之が出演しているハリウッド映画と言うことで話題を呼んでいるサンシャイン2057を見てきました。



●ストーリー(ネタバレあり)
 2057年。太陽の活動は徐々に弱まり、このままでは太陽が消滅してしまう。このような状況下、地球は滅亡の危機に瀕していた。人類は宇宙船・イカロス1号を数年前に発射し、太陽に核爆弾を投下して太陽を活性化させる作戦を試みた。しかし、太陽に到着する直前、イカロスの1号は機能を停止した。
 最後の希望はイカロス2号。氷河期となった地球で作れることができるすべての核を世界中から集結し、マンハッタン島とほぼ同じくらいの核爆弾を載せて、再度太陽を目指して出発した。
 乗組員8人を乗せて、イカロス2号は順調に太陽を目指していた。太陽からの放射線の影響で地球との交信ができなくなったイカロス2号の無線機は、人工的な電波が届いた。それは行方不明となったイカロス1号の遭難信号だった。
 イカロス1号の救助がミッションではないという意見もあった。しかし、もともとイカロス2号が搭載する核爆弾で太陽の再生がうまく行く可能性は50%弱。核爆弾の量が多ければ成功の確率は高くなると言う意見もあり、意見は真っ二つに割れた。船長のカネダ(真田広之)は、物理学者キャパ(キリアン・マーフィ)に決定を任せた。キャパは再度シミュレートし、イカロス1号とランデブーし1号の核兵器も利用することを決定した。
 早速彼らはイカロス2号の軌道を変更する準備に取りかかる。順調に軌道は修正されたが、トレイ(ヴェネディクト・ウォン)は太陽光から船を守るシールドの位置調整を忘れ、シールドの一部を破損してしまう。
 急遽シールドの修理を行うため、船の角度を変え、カネダとキャパが船外活動に出た。順調に修理が進む中、酸素発生エリア(植物栽培エリア)を太陽光が直撃し、火災が発生してしまう。船の角度を至急戻さなくては他の場所にも火災が発生する。しかしそうすれば修理をしている者が太陽光に照らされて瞬時として宇宙のチリと化してしまう。
 彼らに悠長に相談している暇はなかった。こうしてカネダは絶命してしまう。
 しかしまだ安堵する暇はない。火災はまだ起こっているのだ。サール(クリス・カーティス)の判断で、酸素発生エリアに一度に酸素を供給することで、一気に燃え尽きさせ消火することとした。

 悲しみに暮れる中、イカロス2号は1号にランデブーすることができた。1号にキャパを始めとする4人が乗り込むが、1号には酸素や食料は十分あるものの、生存者の姿は見あたらなかった。システムを再起動しようとするが、コンソールに映し出されたのは、正気を失った1号の船長の姿だった。何が起こったのかわからない彼らに揺れが襲う。1号と2号がドッキングしている通路が外れてしまったのだ。
 通路に向かう3人だったが、すでにドッキングは外れていた。しかも宇宙服は1着しかない。迷いなくキャパが宇宙服を着る。彼がいなければ核爆弾の起動ができないからだ。残りの2人は防熱材を体に巻き付け、キャパの宇宙服にしがみつく。そしてエアロック室に入り、残りの1人がエアロックを操作して、その勢いで2号まで飛んでいこうという作戦だ。
 しかし3人のうち1人は2号に到達できずに、船外に放り出されてしまう。

 2号に戻ってきた彼らだが、さらに事態は悪化していた。酸素発生エリアを失ったことで、爆弾投下地点まで乗組員が生き残るだけの酸素が足りないというのだ。彼らは事態を招いた責任を感じ自殺しようとしていたが、精神安定剤を投与して眠らせていたトレイを殺すことを決意する。医務室に向かう彼らだが、トレイは手首を切って死んでいた。
 しかし、コンピュータの試算ではまだ船内に5人いて、酸素が足りないという。そう、生き残ったクルーは4人しかいないのに。。。謎の5人目に殺されていくクルーたち。
 残されたキャパとキャシー(ローズ・バーン)は、謎の乗組員と戦いながら、爆弾投下地点に向かう。




●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 真田広之が出ているSF映画と言うことで、日本でも話題になっていますが、観てみて、え~っ!って感じです。はじまって1時間もしないうちに真田広之死んじゃうし。。。そう言う問題じゃなくても、つまらない!ストーリー的には、先日地上波でもやっていたザ・コアと、エイリアンが混ざった感じで、新鮮味がないし・・・。
 1号から戻ってきたあたりから、もう最悪。テレビで観ていたらたぶんチャンネル変えてます。でも、1号の船長がどうしてそうなったとか、謎が明かされるんだろうなと思って我慢して観ていました。でも船長がなんでおかしくなっちゃったのか結局わからないし、話の区切り区切りが唐突にやってきて、スムーズじゃないんですよね。まるでテレビ用にカットされた地上波で映画を観ている感じだし。

 それに乗組員の行動にも共感できないし、突っ込みどころもいっぱい。イカロス1号に核爆弾があるからって、ダイナマイトをもらってこようってわけじゃなくて、ばかでかい核爆弾なわけでしょ。ってことはどう考えたって2号に持ってくると言うよりは、1号を再始動して動かさなきゃ行けないんですよ。途中で任務失敗したイカロス1号を再始動できる可能性は低いと考えるべきでしょう。もし再始動できたとしても、何より核爆弾を起動できるのがキャパ1人だったら、キャパはどうやって2つの宇宙船にのっている2つの核爆弾を始動させるのか。
 軌道を変えるのだってかなりリスクのある行動だけど、ミッションの間ではもしかしたら軌道を変える可能性だって予想できるはずだから、軌道を変えるマニュアルがあるはず。なのにシールドの位置調整を怠るなんてこと考えにくいし・・・。
 イカロス1号から2号に戻ってくるときだって、宇宙船無しで飛ぶなんて無理でしょう。太陽からの輻射熱をガードするためにアルミ薄を巻くのならわかるけど、瞬間的な寒さをガードするなら空気を含んだエアパッキンやスポンジ状のものでしょ。それに寒さよりも真空が問題なんでは?外に出た瞬間、目ん玉や肺が飛び出すような気がするんですけど。

 はっきり言って金をかけた駄作だと思います。

 話は全くもって変わりますが、真田広之さんと、自動車教習所が一緒なんですよ。もちろん時期が全然違うのでお会いすることは当然できませんが。。。



観て良かった度:●○○○○













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