太陽光発電導入日記:その6 申し込み




キヤノンの太陽光発電のプロトタイプ
 この記事は、太陽光発電に興味を持ったところから導入までを綴った、太陽光発電導入日記の第6回目です。




 前回の記事でsakuraさんからいろいろ情報をもらって、いろいろ悩みました。やっぱり京セラは高いのかなぁ。
 そもそも私の場合は住宅を買ったときの住宅メーカー(正確にはその子会社)を経由しているんですね。ですから実際に高次をやってくれる工務店はその下請けに出されるわけです。住宅メーカーは工務店が出す見積もりに現場管理諸費用を加えて私のところに見積もりを持ってくるわけです。
 工務店が出した見積もりは、モジュールやパワーコンディショナ、架台などのモノにかかる値段が約200万円。モジュールは定価の30%引き、パワーコンディショナなどは35%引きの値段です。それに東京電力の申請などを含む工事費が約50万円かかっていました。
 住宅メーカーはその15%の40万弱を現場管理および諸経費として上乗せし、さらに消費税をつけて約310万となっていました。

 私も会社で機械を作ってもらうことがあります。その場合商社を通すわけですが、実際の機械メーカーが出す見積もりに、やはり諸経費を上乗せして私のところに見積もりを持ってきます。その時の利率は商社にも寄りますが5%~15%程度。では、紹介料は何に対する対価なのか?
 私たちのニーズを聞き、最適なメーカーを選定し、メーカーが出してきた設計に対してアドバイスをくれ、納期管理をする費用だと思っています。メーカーはユーザーのことを知らないけれど、商社の担当者は私たちがどんなラインを作ろうとしているのか知っているので、こうしないと別の装置との連携が悪くなるよとか、私たちの立場でメーカーが出してきた設計に対するアドバイスをしてくれるわけです。仕様が決まり発注を出し、装置を作りますが、こちらだって装置の納品が遅くなればそれだけ後の計画が遅れるわけですから、商社が納期が遅れたり、メーカーが仕様と違う部品を使ったりしないかなどのチェックをしてくれる。だから私も商社に諸経費を払うわけです。

 でも、太陽光発電の場合はどうか?家を建てる時と違って太陽光発電のモジュールは1日~2日で設置できるそうです。そうしたら東京電力に申請をするだけ。申請も工務店の方の見積もりに入っていますから、この場合の住宅メーカーは、工務店に図面を提供すること、打ち合わせ場所を提供すること、私と工務店の担当者の予定を合わせて、打ち合わせの場を設置したり工事の日を決め、検収時に立ち会うくらい何じゃないでしょうか?図面だって引き直すわけではなく、住宅メーカーなんだから建てたときの図面をコンピュータから出すだけ。それで15%≒40万弱の諸経費をとるのはちょっととりすぎでしょ。

 ってなわけで、思っていたよりも発電量が少なく、値段も高いので迷っていると住宅メーカーの担当者に言うと、1分後にはでは、これだけでと5%割り引いて290万強の金額を出してきました。ぉぃぉぃ。もともと多めにふっかけているんでしょうね。

 ちなみに割引前の約310万円という金額も工務店の方が1割引キャンペーンをやっているらしく、その期限がギリギリだったので、290万強という金額で申し込んでしまいました。
 前金の半額を払い、引き渡し検収時までに残金の支払いです。

 申し込んでおいてからなんなんですが、太陽光発電ってカタログのスペックを見ればだいたいのことがわかる一般の電気製品と違って、屋根の形や向き、近くにある建物、地域などによって発電量が変わってきますし、工務店の工事費用なども変わってくるので、1社にシミュレーションや見積もりを出すよりも、何社かにシミュレーション&見積もりを出すべきだったなと、ちょっと後悔です。
 何社かに見積もりを出せば、発電量だけでなく値段の妥当性もわかるし、値切る材料にもなったでしょう。う~ん、失敗。失敗。

 ちなみに太陽光発電は数年で寿命の来る電化製品と違って、数十年使う物ですから、安くて性能のいいメーカーを選べばいいと言うわけにもいかないですよね。財務体勢にも気を配らなくては。sakuraさんのアドバイスでは三洋は発電量が他社よりも多いそうです。でも三洋って一昨年からの大幅な事業再編と人員削減、にもかかわらず未だに白物家電では赤字体質は改善されていない。そして不正決算問題。もちろん電子部品分野など好調な事業はあるものの太陽光発電は各社共に利益率は悪い分野。これから需要が見込まれるけれど高純度シリコンなど材料の安定供給にも課題が残ります。三洋も攻めの方針に転換しつつあるようですが、少なくとも今は長年使う太陽光発電を三洋から買うにはリスクが高いと思います。
 また、カメラプリンタでお世話になっているキヤノンも太陽光発電を開発していたにもかかわらず、撤退(たぶん)。キヤノンと言えば、経団連会長の会社で財務体勢も良い(と思う)。時価総額だって3位。それほどの会社なので、倒産と言うことはないでしょうが、撤退してしまうんです。
 数十年後も予想していかなければならない太陽光発電の導入は難しいですね。

 第7回は、工事について書きます。申し込んだのだから実際に工事をする日が楽しみです。でも残念ながら工事予定日(8/10)は夏休み前なので、会社の装置の立ちさげ確認などの仕事があり休めないのです。工事の写真はないかも。。。残念。
















"太陽光発電導入日記:その6 申し込み" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント