映画:カールじいさんの空飛ぶ家 3D



 2010年、2本目は ディズニー映画カールじいさんの空飛ぶ家を3D字幕版で観てきました。
 3D字幕版はやっている映画館が少なく、数少ない映画館でも1日1上映だったりしますので、お正月休みのなか会社に行くよりも早起きして映画館に行ってきました。


●ストーリー(ネタバレあり)
 冒険に憬れる少年・カール(ジェレミー・レアリー/吉永拓斗)は冒険家チャールズ・F・マンツ(クリストファー・プラマー/大木民夫)の冒険ドキュメンタリー映画に釘付け。
 冒険家チャールズ・F・マンツとは、南米に冒険に旅立った際、3,000mもの落差のある奇跡の滝、パラダイス・フォールに旅だった際、未だ人類が知らない伝説の怪鳥の骨格を持ち帰ったが、後にそれが偽造であることがわかり、世間から追放されてしまった。チャールズは汚名を晴らすためその怪鳥を生け捕りにするために旅立ち、その後行方不明となっていた。
 ゴーグルと飛行帽をかぶったカールが一人冒険ごっこをしていると、小さな廃屋の中から少女の声が聞こえ、その廃屋に入っていく。その少女・エリー(エリザベス・ドクター/松元環季)もまた一人冒険ごっこをしていたのだ。エリーは自分が作った冒険クラブに誘い、二人だけの冒険クラブを作る。
 やんちゃで陽気な性格と想像力豊かなエリーは無口なカールを振り回していた。エリーの冒険ブックには、将来冒険家になってパラダイス・フォールに行った時に綴るページが用意されていた。エリーとカールはいつか二人でパラダイス・フォールに行こうと誓い合う。
 カールが19歳になり、カールとエリーは結婚する。二人の秘密基地だった廃屋を買い取り、自分たちの手で改築して新居を造る。
 カールの仕事は動物園での風船売り。無口なカールと陽気なエリーの性格は正反対でも喜びは2倍に、そんな幸せな結婚生活を送っていた。しかし二人に悲しい出来事が起こった。妊娠したエリーだったが、流産してしまったのだ。悲しむ2人だが、悲しみは半分に、その悲しみを乗り越える。
 あの約束を果たすため、ちょっとずつ貯金をしていた二人だが、いつしか70歳を超えていた。しかもエリーは病に倒れ、約束を果たせぬままエリーは旅立ってしまう。
 それ以来カール(エドワード・アズナー/飯塚昭三)は一人ぼっち。規則正しい生活を送るだけの毎日。エリートの約束を果たせなかったことを悔い、自分の殻に引きこもった頑固じじいになってしまった。
 そんな時、8歳のボーイスカウトの少年・ラッセル(ジョーダン・ナガイ/立川大樹)がカールじいさんのもとにやってくる。ラッセルは「老人の手伝いをする」という任務を遂行するため、何かできないことはないかとカールにつきまといはじめた。
 一方、カールの家の周りは再開発が進みビルが建ちはじめ、カールの家だけが取り残された。工事の担当者はカールの家を手に入れたかったが、カールは「この家はくれてやる。わしが死んだらな!」と叫ぶ。そんな時、工事の車がエリート二人で作った郵便受けにぶつかってしまう。思い出の郵便受けを壊されたことに腹が立ったカールは、つい車を運転していた男を杖で殴って怪我をさせてしまう。その事件が発端となり、カールは家を明け渡して老人ホームに移ることになってしまう。
 しかしカールは思い出の詰まったこの家を明け渡すことが我慢ならなかった。
 次の日、2人の看護師がカールを向かえに来た。カールは「この家に別れを言いたいから少し時間をくれ。」と言うと家の中に入っていった。すると・・・。煙突から無数の風船が飛び出し、2人の看護師の目の前で家が宙に浮き出したのだ。そのままカールと家は南米に向かい出す。
 満足げにソファーに座っていると、ドアがノックする音が聞こえる。しかしここは空の上。訪問者が来るはずがないのだ。不思議に思ったカールが外を見るとデッキにラッセルがいた。カールは仕方なくラッセルを家の中に入れ、一緒に旅をすることにする。
 カールとラッセル、そしてエリーの思い出を載せた家は、途中荒らしに巻き込まれながらもなんとかパラダイス・フォールの向こう岸に到着する。しかしもう風船のヘリウムも少なくなってきており、あと少しを飛び立つことが出来ない。2人は家を引きずりながら向こう岸まで歩くことにする。
 途中、ラッセルが食べているチョコレートの匂いに吊られて1羽の鳥がやってくる。妙に人なつこいその鳥にラッセルは“ケヴィン”(ピート・ドクター)と名付ける(ただしメス)。2人と1羽の奇妙な旅が始まるが、ケヴィンを追って1頭の犬がやってきた。その犬は犬語翻訳機がついており、人間の言葉を理解し、人間の言葉を話す。その犬の名前は“ダグ”(ボブ・ピーターソン/松本保典)。主人の命令で怪鳥を探していたのだ。ダグはケヴィンの居場所をリーダー犬のアルファ(ボブ・ピーターソン/大塚芳忠)に報告する。
 アルファやその仲間の犬がやって来るとケヴィンは家の上に隠れてしまう。アルファはカールとラッセルを主人のもとへと連れて行く。主人とは、そう行方不明とされていたチャールズ・F・マンツだ。
 珍しい訪問客をもてなすマンツだが、カールの家の上に怪鳥ケヴィンがいることを発見。マンツはケヴィンとカールらを捕まえるべく犬を差し向ける。いつしかカールを主人だと思い始めたダグ、カールとラッセルそしてケヴィンは懸命に逃げるが、銃を持ち、たくさんの仲間のいるのマンツには叶わない。
 マンツは風船を銃で撃ち、家の浮力を奪い、さらに家に火を放つ。カールが火を消している間にケヴィンを捕まえて飛行船で逃げてしまう。ラッセルは飛行船に乗り込み、ケヴィンを助けようとする。しかしカールはエリーとの約束を守るためには滝へと向かわなければもう時間がない。しかしエリーならどうするか、そう考えたカールは家の中の家具や思い出の品をすべて捨て、軽くなった家に乗り込んで飛行船を追う。
 カールとラッセル、そしてダグはなんとかケヴィンを檻から助け出すことに成功するが、マンツに追われ、飛行船の上まで逃げる。しかしマンツはすぐそこまで迫り、飛行船につなぎ止めていた家も地上へと落下してしまう。絶体絶命のカールらだが、そんな時、マンツは足を滑らせ落っこちてしまう。
 窮地を脱したカールらはケヴィンを逃がしたカールはラッセルを送り届けるため飛行船で本野町へと戻っていく。
 ボーイスカウトのバッジの授賞式の日、いつものようにラッセルの父親は仕事が忙しくて来られない。悲しそうなラッセルの胸にバッジをつけたのはカールだった。老人の手伝いをしたバッジの他に、最高の勲章であるエリーの冒険クラブのバッジと一緒に。


短編作品は“晴れ ときどき くもり”




●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 冒頭にも書きましたが、今回は3Dで鑑賞。今まで3D映画はレイトショーでもポイントがたまっていても有無を言わさず2,000円とられていましたが、最近は映画館によって料金も異なりますが、一般の映画料金+300円というのが一般的になりつつありますね。つまりレイトショーだと1,200+300円、ポイントがたまっていたり前売り券を持っていれば300円。今回はポイントがたまっていたので300円での鑑賞です。レイトショー料金が適用されたりポイントが使えるようになったのはかなり嬉しいですが、僕がよく行くC映画館はレイトショー料金が適用されないので、3D映画を観る時は別の映画館かなぁ。

 内容としてはとってもおもしろかった。ストーリーに関してあまり知らなかったので、なんのために家ごと空を飛んだのか、どこに向かうのかまったく知らなかったので、ストーリー自身も楽しかったです。
 演出もすばらしく、台詞のない青年時代は特にすごく感動しました。幸せそうな青年時代から結婚生活。それが一転して赤ちゃんの流産という悲しい出来事。それでも夢に向かって準備をしようとするけれどなかなかうまくいかず、気がついたら歳をとっていた。そして突然の不幸。パラダイス・フォールへは行けなかったけれど、人生という大冒険を謳歌し、幸せの中で死んでいくエリー。そんな前半部分だけでも大満足。
 後半は後半で冒険活劇(?)。ストーリーに目新しい部分はありませんが、ディズニーらしくすばらしい作品でした。ただちょっと犬はやりすぎ・・・。ちょっと引き気味でした。翻訳機が壊れて声が高くなるとか、そんなのはいらなかったなぁ~。
 しっかし、あの冒険家って元気ですよね。カールじいさんの年齢から考えると100歳くらいなのに。。。

 3Dに関しては飛び出すような絵ではなく、奥行き感のある3D映像でした。飛び出す3Dは目が疲れやすく発育途中の子どもに悪影響があるとも言われていて、多くの子供たちが観る作品ですので配慮したんでしょうね。ただ、3D映像って左目用の赤、緑、青、右目用の赤、緑、青をそれぞれ1秒間に144回投影して動画像を表現しているんですね。(普通の映画は赤、緑、青が一緒くたになった画像が1秒間に24回投影されている。)各色を別々に投影しているので、この作品のようなカラフルな動画を3Dでみると色ずれが見えてしまうのがちょっと残念でした。



観て良かった度:●●●●● 5点 最低1点、最高5点






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