映画:RED/レッド



 最近、水曜日に2本見るのが習慣になってます。週に2本だと、年間100本を超えますね。今年は久しぶりに100本目指すか?!と言うわけで、今回観たのはRED/レッドです。



●ストーリー(ネタバレあり)
 オハイオ州クリーブランドに住むフランク・モーゼス(ブルース・ウィリス)は、一人暮らしの寂しい老人。話し相手もいないフランクにとって役所の年金課の担当者だけが話し相手だった。彼は年金の小切手が届くとそれを破り捨て、年金課に再発送の依頼をするために電話をかける。いつもの担当者であるサラ・ロス(メアリー=ルイーズ・パーカー)が電話に出、そのついでにたわいもない話をする。恋人のいないサラもまんざらでもなく、顔も知らない2人はおしゃべり仲間となっていた。この日、フランクは週末にミズーリ州のカンザスに旅行に出かけることをサラに話す。カンザスはサラが住んでいる街なのだ。
 雪のある夜、フランクが目をさます。何者かがフランクの家に侵入したのだ。しかも完全武装でだ。もとCIAエージェントのフランクはその3人を始末するが、外にも大勢の部隊が待ち受けていた。フランクはそいつらを葬り去り、急いでカンザスへと向かった。と言うのも、彼らは完全なプロ集団。サラとの会話も盗聴し、声の調子からフランクがサラに恋をしていることを悟ったに違いなかったからだ。そうなればサラが人質に取られてもおかしくないからだ。

 一方、冴えない男とのデートから帰ってきたサラは、家の中の様子がおかしいことに気がついた。散らかっていたはずの部屋がきれいに掃除されていたのだ。不審に思ったサラの前に現れたのはフランクだった。フランクは事情を話すが、電話でしか知らない相手が自分の部屋に入ってきている。ストーカーにしか思えないサラは悲鳴を上げてフランクを拒絶する。そんな時、また武装したコマンドがサラの部屋に侵入する。フランクは嫌がるサラを車に押し込み、逃げ去る。

 フランクは強制的にサラを連れ、ルイジアナ州のニューオリンズへ向かう。サラをモーテルのベッドに縛ってフランクはジョー・マシスン(モーガン・フリーマン)に会いに行く。ジョーはかつての上司で、フランクを襲ったヤツらを調べてもらうためだった。80歳を過ぎ、末期の肝臓癌であったジョーは、CIAの知人から襲撃者の身元を洗う。身元はわからなかったが、同じヤツらがニューヨークで記者を殺したことことがわかる。
 モーテルではサラは縛られたベッドから抜け出し、警察に助けを求める。しかしヤツらの仲間は警察の中にまでも潜入し、サラをさらおうとする。そこに駆けつけたフランクはサラを奪い返したものの、CIAエージェントのクーパー(カール・アーバン)が執拗に彼を追う。

 なんとかクーパーを振り切ったフランクらはニューヨークへと向かう。殺された記者のステファニーが直前に何を調べていたかを調査するためだった。実家で母親にあったフランクらは暗号が書かれた絵はがきを頼りにコロンビア大学の図書館からメモを見つける。それはフランク、ジョーら、9人分の名前が書かれたメモだった。そして今その9人が命を狙われているのだ。

 フランクはそのリストに名前があったかつての同僚マーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)を訪ねてフロリダ州のペンサコラに向かう。そこでは沼地のほとりの隠れ家に武器に囲まれて暮らすマーヴィンがいた。
 マーヴィンは人体実験で10年以上もLSDを打ち続けられ、被害妄想に取り憑かれて少々いかれ気味だったが、そのリストは1981年のグアテマラの特殊任務の関係者であることに気がつく。
 3人はその作戦の関係者であるパイロットのガブリエル(ジェームズ・レマー)に会いにアラバマ州の空港へと向かう。しかしそこで狙撃を受け、ガブリエルは即死してしまう。3人も追い詰められたものの、歳はとっても腕は衰えていないマーヴィンの反撃によって難を逃れる。

 フランクは任務の概要を知るためCIAの記録保管庫へ侵入を試みる。そのためかつての敵であるロシアのもとスパイ・イヴァン(ブライアン・コックス)を訪ねる。イヴァンは弟をフランクに殺されており、彼を恨んでいたが、実は寝返らせただけで殺してはいないことを告白する。逆にフランクの仲間はイヴァンに殺されたと思っていたが、彼もイヴァンが寝返らせていただけだったことがわかる。かつてのことも今や酒の肴になっていた。フランクはイヴァンからCIAのセキュリティ情報を得ることに成功した。
 その情報をもとにフランクはワシントンにあるCIA本部へと侵入する。記録保管庫には旧知のヘンリー(アーネスト・ボーグナイン)がおり、彼から問題となる作戦の記録“グアテマラ文書”を入手する。しかしその時彼からクーパーがフランクのことを調べていたと言うことを聞かされる。
 フランクはクーパーへのオフィスへと向かう。事実関係を聞き出すために。激しい戦いだったが互角な二人。騒動が大きくなり、フランクはその騒動に乗じて逃げ出すことに成功する。そしてジョーとも再会し、その足でバージニア州のチェザビークにいる、もと英国諜報局MI6の狙撃手だったヴィクトリア(ヘレン・ミレン)を訪ねる。彼女は一流の狙撃手であると共に、治療にも炊けており、クーパーに打たれたフランクの治療をしてもらうためだった。
 彼女のペンションに集まった5人は、グアテマラ文書から軍需企業のトップ・アレクサンダー・ダニング(リチャード・ドレイファス)と現副大統領のスタントン(ジュリアン・マクマホン)が背後にいることを知る。フランクらがグアテマラの作戦を行っているすぐ近くに別の部隊もグアテマラにいたのだ。フランクらがとある村に立ち寄るとそこには民間人、女・子どもも虐殺されていた。その別の部隊にアレクサンダーとスタントンもいたのだ。現副大統領が部隊が民間人のいる村を虐殺したのなら、アメリカを揺るがす事態だ。それを知った記者や、近くで作戦を実行していたフランク達をも口封じする必要があると考えるのも不思議ではない。
 フランク達は事の真相を確かめるためにアレクサンダーの家に侵入する。ところがその家はFBIが監視しており、フランクらはFBIとCIAの両方に狙われるハメに。逃げ出す時、囮となったジョーは射殺されてしまい、サラはクーパーに捕まり、ヴィクトリアらも敵に追われるハメに。そんな状況を助けに来たのはイヴァンだった。イヴァンはヴィクトリアに恋をしていたのだ。

 フランクらは、副大統領のかつての罪を暴くため、スタントンが主催する慈善パーティーに侵入することにする。CIAとシークレットサービスの裏をかき、見事スタントンを拉致することに成功したフランクだが、ヴィクトリアは打たれてしまう。一緒にいたら2人とも捕まってしまうと判断した彼女は一緒にいたマーヴィンを先に行かせる。一人逃げるヴィクトリアだが行く先には鍵のかかった格子が。後ろからは追っ手が迫る。それを助けたのはまたもイヴァンだった。

 フランクはサラとスタントンを交換するために廃工場にクーパーを呼びつける。しかしそこにはアレクサンダーと、彼と手を結んだクーパーの上司であるシンシア(レベッカ・ピジョン)も来ていた。アレクサンダーらはスタントンを裏で動かし、アメリカの軍需を牛耳ろうと画策していたのだ。事の真相を知ったクーパーはアレクサンダーにつくか、正義を貫くかの岐路に立たせられる。
 クーパーはシンシアの言う通りフランクに手錠をかけ、アレクサンダーの方へと連れて行く。しかし手錠の鍵をこっそりフランクに手渡していた。フランクやマーヴィンらはアレクサンダーの隙を見て、反撃に転じる。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 エクスペンダブルズが僕にはつまらなかったので、この作品も期待していなかったんですが、ツイッターを読むとそれなりに楽しめる作品らしかったので見に行くことに。
 最初見た時は年金をもらう年齢であるフランク(実際はブルース・ウィリスは55歳:この記事執筆時。)と実際より若く見えるメアリー=ルイーズ・パーカー(46歳:この記事執筆時)とは年齢的にどうなの?と思いましたけど。
 CIAもど派手すぎでしょう。そんなに派手に作戦実行するなよ、素人じゃないんだから。殺し屋のロケットランチャーだって、なんで人間殺すのにロケラン?しかもロケラン使うなら人を直接狙うなよ。よけられたらお終いじゃん。ロケラン使うなら地面とか狙って、外れても負傷させるようにするでしょ。バイオハザード5(ゲーム)のウェスカーじゃないんだから。。。
 どんだけマシンガンの弾使うんだよ。凄腕スナイパーじゃなかったの?全然当たってないじゃん。とか、そもそもRetired Extremely Dangerous(退役した危険な奴) っていい加減なネーミング。いろいろ突っ込みどころもありますが、もともとがコミックなので、コミカルで楽しい作品でした。
 キャストも、ちょっとイカれた役柄を演じるジョン・マルコヴィッチは最高。マシンガンを無表情でぶっ放し続けるヘレン・ミレンも素敵。別の映画では監督に「あれほど非協力的な役者は初めて」と言わしめさせるブルース・ウィリスもスクリーンの中では最高の役者でしたね。
 絶賛するほどの作品ではなかったけれど、楽しい作品でした。




観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点






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