映画:ツーリスト



 震災前の2日前にツーリストを観てきましたが、なかなかブログを書く気にならず、3週間以上経ってしまいました。。。



●ストーリー(ネタバレあり)
 オープンカフェでひとときを楽しむ女性・エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)。しかし彼女は警察に監視されていた。彼女の恋人・アレキサンダー・ピアースは国際的な組織の会計を担当している。そんな彼はボス・レジナルド(スティーヴン・バーコフ)の金を横領し逃げたのだ。国際警察は彼を捕まえてレジナルドにつながる手掛かりを得たいと考え、地元警察は彼の未納の7億ポンドを納めさせるために彼を捕まえようとしていたのだ。
 そんな彼女のもとに郵便が届けられる。その手紙には警察を巻いてヴェネチア行きの電車に乗り、そこで自分と対角の似た男に話しかけろと言う指示が書かれていた。彼女はその手紙を焼き、警察を巻いて駅へと向かう。
 彼女は電車の中で傷心のためのアメリカから旅行に来ていた数学教師・フランク(ジョニー・デップ)に話しかける。
 燃えた手紙を修復し、エリーズが乗っている電車を突き止めた警察は、彼がピアースではないかと疑う。彼は逃走する時に顔を整形し、今では誰も顔を知らないのだ。しかし彼は本物の数学教師であることを突き止め、またエリーズを泳がすことにする。
 ヴェネチアに着いた二人は反対方向に歩き出す。フランクは地図を見ながら行く先を確認するが、そんな彼の名を呼んだのはエリーズだった。彼女はフランクを一緒のボートに誘うが、その行き先は超高級ホテル。しかもスイートだった。美しいエリーズに惹かれつつあるフランクは彼女とキスをする。しかし警察はその様子を監視していた。捜査を攪乱させるための作戦だと考えるが、レジナルドの息のかかった警察がその事をレジナルドに告げる。すると彼もまたヴェネチアへと向かう。
 翌朝、フランクが起きるとすでにエリーズは部屋にいなかった。その代わりやって来たのは殺し屋。建物の上を殺し屋から逃げるフランクだが、ヴェネチア警察に捕まってしまう。レジナルドがフランクに懸賞金をかけていることを知ったヴェネチア警察は彼をレジナルドに引き渡そうとする。それを阻止しようとしたのはエリーズだった。エリーズはフランクの乗ったボードを、自分のボートとロープでつないで曳航する。ボートごとフランクを奪われたレジナルドの手下は執拗に追いかけるが、2人を捕まえ損ねてしまう。
 エリーズはフランクにことの事情を話し、その足でフランクを空港に送り届けアメリカに帰るように指示する。しかし彼女に惹かれたフランクは飛行機には乗らずに、彼女の遺した手掛かりを元に、ピアースが現れる舞踏会へと向かう。
 しかしピアースはそこには現れなかったが、ピアースの隠れ家に来るように言われたエリーズは、ボートに乗って隠れ家に向かう。ところが彼女はレジナルドの部下に捕まってしまう。一方、捜査の邪魔とフランクはアチソン警部(ポール・ベタニー)に捕まってしまう。
 レジナルドはピアースの隠れ家にある隠し金庫を見つけ、エリーズに開けさせようとする。しかし彼女は番号を知らない。開けるかピアースが来なければ殺すと脅すレジナルド。しかしアチソン警部はピアースは必ず現れると狙撃手に待機命令を出す。業を煮やしたフランクは手錠をはずしてピアースの隠れ家に向かい、自分がピアースであるという。フランクは汗をかきながら警察が狙撃してくれるのを信じて金庫へと歩み寄る。しかしアチソン警部は本物のピアースが出てくるまで狙撃をしようとはしなかった。そこにやってきたのは彼の上司であるジョーンズ主任警部(ティモシー・ダルトン)だ。彼は事の次第を把握すると狙撃手に狙撃命令を出した。間一髪レジナルドやその部下達は射殺され、フランクやエリーズは助かった。
 一命を取り留めた2人だが、フランクは金庫に数字を入力するといとも簡単に金庫は空いてしまう。フランクは7億ポンドの小切手を残して立ち去る。実はフランクはピアースだったのだ。ピアースとエリーズはお互いの愛を確かめ合い、南国で幸せに暮らす。


●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 この映画、アンジェリーナ・ジョリージョニー・デップを見るためだけの映画だと言われ、内容はおもしろくないという評判でした。と言うわけで、あまり期待せずに見てきましたが、それが良かったのか僕的には楽しめました。つまらない理由としてフランクがピアースだということがバレバレだと言うことと、逃げるシーンやボートのチェイスシーンなどスピード感なくて迫力に乏しく、リズム感がないからだそうです。ところが何も考えずにぼーっと見ていたので、すっかり全く気がつきませんでした(笑)。ホントに最後の最後、金庫を開ける所まで。逃げるシーンは、アクション映画に出てくるお決まりの凄腕エージェントではなく、素人のような逃げ方。それでも2階からテントに向かって飛び降りる潔さ。ちょっとかっこ悪い演技もジョニー・デップだとこれがなぜか似合ってしまう。ボートのシーンは、去年小型船舶の免許をとったので、なんとなく親近感わいてしまいました。
 専門的な話をすると、小型ボートには“船外機船”、“船内外機船”、“船内機船”の3種類があって、前の2つは曳航されている時にかじを切ってもほとんど制御が効かないんです。船内機船というタイプはかじの効きが悪く、映画のように後ろ向きに曳航されると、ほとんど効かなくなりますので、敵を振り落とすほど曲がらないらしいです。
 ストーリーは単純なんですが、それを複雑にするためかエリーズは実は潜入捜査官だったというオチも付いているんですが、これはなんかちょっと蛇足だったような気がする。
 最初はジョニー・デップでなくてトム・クルーズが、アンジェリーナ・ジョリーではなくシャーリーズ・セロンがキャスティングされていたんですって。でも僕的にはジョニー・デップアンジェリーナ・ジョリーで良かったかな。





観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点






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