映画:ゴーストライター



 ゴーストライダーとは名前は似ているけど全く違う作品でした。(当たり前か。)と言うわけで、ゴーストライターを見てきました。
 っていうか、自称映画ブログのくせに映画の記事は20日ぶり・・・。見たのは1ヶ月以上前・・・orz


●ストーリー(ネタバレあり)
 元英国首相アダム・ラング(ピアース・ブロスナン)の自叙伝執筆を依頼されたライターが、取材中にフェリーから転落し、溺死してしまうという事故が起こった。出版社は急いで後任を探さなければならなくなった。何人かの候補が選ばれ、面接へと向かっていた。その中の一人(ユアン・マクレガー)は、政治に興味がなくこの仕事に乗る気ではなかった。一方、彼の代理人は25万ドルという破格の報酬にノリノリ。消極的な受け答えをしたもののそれが出版社の連中に気に入られ、彼はゴーストライターとして、自叙伝を書くことになってしまう。
 出版社の言われるがまま、その足で飛行場へと向かう“ゴースト”。ラングが滞在する島に今夜中に向かわなくてはならないためだ。ところが途中で謎の男に頭を殴られ資料を盗まれてしまう。さらに空港の待合室ではイスラム過激派のテロ容疑者に対する不当な拷問にラングが荷担していた疑いがあるというニュース速報が流れていた。そして東海岸の島へと向かうフェリーに乗り継ぐが、そのフェリーは前任者のマカラが泥酔して落ちたフェリーだった。次第にこの仕事に不安を抱き始める。
 ラングの滞在先に訪れたゴーストだが、建物に入るなり女性の怒号が耳に入る。ラングの妻のルース(オリヴィア・ウィリアムズ)の機嫌が悪いのだと教えてくれたのは専属秘書のアメリア(キム・キャトラル)だった。守秘契約の書類にサインをすると、原稿はこの建物からいっさい持ち出すことを禁じられ、マカラの原稿も席を離れるときは棚にしまい、鍵をかけるようにいわれた。執拗なセキュリティにやりにくさを感じるゴーストだった。
 ゴーストは早速アダムの取材を行う。政治を志すきっかけとなったのは、妻であるルースとの出会い。党員であるルースに惹かれたアダムも党員になり、政治活動を始めたという。一方、前任者のマカラの原稿を読むが、これがまたつまらない。ルースはほぼ全面書き直すことを決意するが、マカラがこんな書き方をするということ自体、違和感を覚えていた。
 過激派への不当な拷問に対し世論が動き、さらに国際情勢もまでがこの件を調べるようになるまで発展して行ってしまった。ラングの滞在先にまで抗議デモが集まる。ルースの助言でアメリカの副大統領に面会をすることにする。ゴーストはその準備の合間に、マカラの引き出しに隠された資料を見つける。それによるとラングとルースとが出会う前からラングは党員だったのだ。なぜラングは嘘をつく必要があるのか。ラングに追求するが、その書いた方がロマンチックだろとはぐらかされてしまう。
 ラングへの質問とは別に調査を始める“ゴースト”。その結果、ラングの拷問はCIAからの要請だった可能性がでてきた。それどころかラング自身がCIAの諜報員なのではないかとも思えてきた。マカラはその事を知ったために消されたのではないか。地元の人の話では、フェリーの途中で海に落ちたなら潮の流れで遺体が打ち上げられた浜には流れ着かないという。そればかりかマカラの遺体が打ち上げられた浜で光が見えたという証言もある。その証言の信憑性を確かめようと、目撃者の居場所を聞き出すが、階段から落ちて意識不明だという。
 “ゴースト”は、マカラが殺されるときにどこに向かっていたのか。カーナビの履歴をたどることにする。ついた先は隠されていた資料の中にあった写真の主の家だった。その帰り“ゴースト”は何者かに尾行されていることに気がつき、追跡者をまいてフェリーから下りてしまう。
 フェリー乗り場の近くで身を隠す“ゴースト”はマカラの資料にあった電話番号に電話をかける。その電話の主はラングの政敵のライカートだった。“ゴースト”は、ライカートもラングがCIAの諜報員ではないかと疑い、マカラをスパイとしてラングのもとに差し向けていたのだ。ライカートは“ゴースト”にマカラの後を引き継いで欲しいと依頼し、再びラングのもとに戻ることにする。
 ラング、ルース、秘書のアメリアらとともに、副大統領のいるニューヨークへと向かう。ところが飛行機から降りたラングは何者かに狙撃され、すべては闇の中に葬られてしまう。

 数ヶ月後、アメリアに誘われ、自叙伝の発売記念のパーティーへと向かう。しかしそこで、マカラの原稿を再び読み返すと、、、マカラがこの原稿に忍ばせた驚愕の事実を見つけてしまう。CIAの諜報員だったのはラングではなく、ルースだったのだ。それを知った“ゴースト”はパーティー会場を後にするが、猛スピードでやって来た車に跳ねられてしまう。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 冒頭、暗い陰鬱な雰囲気のフェリー。先頭にいる車は動かず、他の車がどんどん出ていく。最後に1台だけ取り残された車はレッカーで移動されていく。何が始まるんだろうと期待が高まる出だしです。見せ方がうまいよね~。最近の映画にありがちな派手さはないのに、胸が高まっていく。さすがロマン・ポランスキーです。(って、彼の映画って戦場のピアニストしか見たことないけどね。)
 少しずつ明らかになっていく事実。主人公と一緒になって観客もドキドキし、物語に引き込まれていきます。前半はとてもサスペンスチックでいいのですが、、、途中、主人公と夫人が寝るんですが、その当たりから僕には理解できなくなってきました。寝る必要性は?アメリカ映画ってそう言うシーンがないとダメなんですかね。その時点から映画の世界から締め出されてしまった感覚。
 あげくに、すべての秘密は、冒頭から意味深に出ていた、最初が肝心みたいな一文。結局ラストになって気がつくんですけど、その場で気がつくくらいならもっと前から気がつかなかったのかなぁとか、パーティーから立ち去った後の主人公の結末も予想できるし。前半がおもしろかったのに、後半は拍子抜けになってしまった感じで、残念な作品でした。





観て良かった度:●●●○○ 3点 最低1点、最高5点











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