映画:カウボーイ&エイリアン



 溜まっていた映画記事を2週間かけて放出し、ようやく溜まっているのが1桁になったと喜んで1週間サボったら、また2桁に戻ってしまった。今日は忘年会なので1本分しか書けなかったけど、またたくさん書かなきゃ…。ということで今回の記事はカウボーイ&エイリアンです。


●ストーリー(ネタバレあり)
 19世紀の後半、当時のアメリカでは金脈を探すゴールドラッシュが起こっていた。
 そんな時代の1873年アリゾナの荒野で1人の男が目をさます。彼の名前はジェイク(ダニエル・クレイグ)。しかしジェイクは自分の名前も、なぜここにいるのかも思い出せない。唯一の手掛かりは腕にはめられていた奇妙な腕輪とポケットに入っていた女性の写真だけだ。そして横腹には奇妙な傷があり、まだ痛みがおさまらない。
 そんな時、数名の男たちがちょうど通りがかる。しかし彼らはジェイクを助けるどころか、金品を奪おうとする。しかしジェイクは瞬く間にヤツらを倒し、馬と着るものを奪って西部の小さな町へと向かう。
 その町・アブソリューションはダラーハイド(ハリソン・フォード)という馬主が支配していた。そしてその息子であるパーシー(ポール・ダノ)は町に出てきてはただ酒を飲んだり、銃をぶっ放したりと父親の権力をかざしてやりたい放題だ。それを見かねたジェイクが彼にバーの主人を助けるが、当然パーシーの逆鱗に触れ、銃を振り回す。ところが流れ弾が町人に当たってしまい、見るに見かねた保安官(キース・キャラダイン)がパーシーを逮捕してしまう。
 一方、騒ぎも収まりジェイクはバーでいっぱい引っかけようとすると、出会ったばかりの女・エラ(オリビア・ワイルド)が話しかけてくる。“あなた、何も覚えてないの?”と。自分の事を知っているような口ぶりに違和感を感じるジェイクだが、そのジェイクも保安官に捕まってしまう。ジェイクは記憶をなくす前はダラーハイドの金品を盗み、さらに女性を殺した罪で指名手配されていたのだ。
 その夜ジェイクを護送しようと保安官が馬車に乗せ出発しようとするその時、空からまばゆい光がこちらに近づいてくる。誰もがその正体不明の物体を見守るが、それは町を襲撃し、町民を連れ去っていった。保安官やその場に居合わせたダラーハイドらはそれに向けて銃をぶっ放すが、全く効果がない。その時ジェイクの腕輪が変形し、青い閃光がそれを撃墜させた。中にいた見たこともない生物は、待ち人を襲ったかと思うとすぐに逃走していった。
 家族を失った男どもは、ダラーハイドらを筆頭に逃げたそのエイリアンを追跡し、家族を取り戻すことにする。唯一エイリアンと戦える武器を持ったジェイクや親を失ったエメット(ノア・リンガー)らも一緒に行くことになる。
 途中、なぜか荒野の真ん中に放置された巨大な舟の残骸を見つけた一行はそこで一晩休むことにする。しかしそこにあのエイリアンが折り、エメットを襲う。エメットを助けようと銃をぶっ放す男どもをあとにエイリアンは逃げてしまう。
 さらに追跡をしていくとジェイクを知っている荒くれどもと出会う。彼らはジェイクがギャング時代の仲間だちだったのだ。しかし自分たちを置いてダラーハイドから盗んだ金を独り占めして逃げたジェイクに不信感を募らせており、ジェイクらは彼らから追われるハメに。何とか逃げ出した一行は今度はエイリアンたちの襲撃を受ける。エラがさらわれたのを見たジェイクはヤツらの飛行船に飛び乗り、なんとか助け出すことに成功。しかし隙を突かれ、エラは瀕死の重傷を負ってしまう。エラを背負って走るジェイクが仲間のところにたどり着いた頃にはエラの息はなくなっていた。
 一行はエラの遺体を運び、近くの先住民・アパッチ族の場所へと向かう。アパッチ族は自分たちの場所を奪ったダラーハイドを敵視していたが、ダラーハイドが以前助けたアパッチ族の子どもで、今ではダラーハイドのところで働くナット(アダム・ビーチ)の口利きで、この場は休戦してエラを弔うことになる。炎に焼かれるエラは不思議なオーラを発して生き返る。彼女はエイリアンたちに母星を破壊された生き残りだったのだ。エラは、ジェイクが持っている腕輪はエイリアンたちのものであり、エイリアンをやっつけるためにはジェイクがどうして腕輪を持っているのか、エイリアンのアジトがどこなのか、ジェイクの記憶を取り戻す必要があるという。アパッチ族たちは、古くから伝わる薬とまじないで、ジェイクの記憶を呼び戻した。
 記憶が戻ったジェイクは悲しい出来事を思い出す。ジェイクはギャング稼業から足を洗って愛する女性と暮らすため、ダラーハイドから奪った金を持ち帰ったのだ。しかし地球の金を奪うためにやってきたエイリアンに金を奪われたばかりか、その女性と自分も捕まってしまったのだ。エイリアンは集めた人間に人体実験を行っていた。その女性も人体実験に使われ、死んでしまった。ジェイクはエイリアンの隙を見てヤツらの武器である腕輪を奪って逃走したが、その時負った傷で意識を失ってしまったのだった。
 一行はジェイクの記憶をもとにエイリアンのアジトへと向かう。アパッチ族やダラーハイドらは協力して飛行船の発着場に爆弾を仕掛け、慌てて出てきたヤツらを弓矢と銃で一網打尽にする計画だ。
 計画通りに発着場が爆破され、生身のヤツらが出てきたが、その動きは素早く悪戦を強いられる。しかし愛する者を救うため、諦めずに戦うダラーハイドたち。そんな中、ジェイクは馬に乗って一人去っていく。ダラーハイドは一人逃げ出すジェイクを軽蔑のまなざしで見るが、ジェイクは逃げたのではなく、昔の仲間に協力を要請に行ったのだった。増援を連れて戻ったジェイクは、エラと一緒に敵のアジトの中へと入り、捕まっている人たちを助け出すことに成功する。
 形勢が逆転するも、ダラーハイドは敵にやられそうになる。そこに身代わりに入ってきたのはナットだった。意識が遠のくナットにダラーハイドは「本当の息子であったらと、何度願ったことか。」と言う。ナットは自分の父親のように慕っていたダラーハイドの腕の中で死んでいく。
 エイリアンらのアジトは実はマザーシップだった。エイリアンたちはエンジンを始動し地球から飛び立とうとするが、エラはジェイクの腕輪を奪って中枢部へと向かう。そして腕輪の自爆装置を起爆する。見事マザーシップは破壊されるが、エラは戻っては来なかった。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 楽しみにしていた作品の1つ。その割りには公開期間ぎりぎりでの鑑賞。今年は楽しみにしていた作品をもう少しあとに見ようとしていたら震災の影響の上映が中止になってしまった作品もあるので、見たい作品は早く見なきゃと思ってはいるんですが、なかなか上映時間と仕事の都合で観に行けなかった。。。でも、無事に見られました。
 が、期待が大きすぎたのか、微妙に物足りない。エイリアン映画というと、とかく現代から近未来っぽくなっちゃいますが、それは人間の都合で、エイリアンにしてみたら地球がどの時代かは関係なく、それがウエスタンの時代であってもいいわけですよね。そんな着眼点で描かれた作品なんですが、その発想はおもしろいと思ったんですよね~。
 最初の設定のジェイクが荒野で目をさますとなぜか宇宙人のものらしき腕輪がつけられている。ジェイクはどんな境遇なんだろうか。なんであんな強いのか。期待が高まります。そして謎の女性・・・。期待感は絶頂のころに宇宙人の襲撃。ウエスタンの時代は「エイリアン」「宇宙人」という概念すらないでしょうから、何かわからないけど飛んできて襲われた。そして得体の知れないグロイ生物が目に入る。その恐怖といったらおそらく現代人以上なんでしょうね。それからどうなるのか、ホントにワクワクです。
 ところが、エラも実は宇宙人でした。はぁ?あれほど期待させていたジェイクの過去も先住民の薬でなんなく復活。え~!そんなご都合主義な。。。もう、この辺から集中力がきれちゃいましたね。
 そうなってくるとあの黒くて恐ろしかったエイリアンも、なぜあんなハイテクな装置を開発できるほどの頭脳があるのに、戦うのは肉弾戦なの?と陳腐に見えてきます。マザーシップなのに抜け道の洞窟っておかしいですし。
 俳優も好きな人ばかりで、映像もきれいな荒野を舞台にしていていいのに、途中からかなり残念な作品になってしまっていた。
 そう言えば、この作品で知り合ったあの馬がとても気にいって勝ってしまったというハリソン・フォード。金持ちのやることは凡人には考えつかないですね。あの馬はゲンキしてるのかな?





観て良かった度:●●●○○ 3点 最低1点、最高5点










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