よしなしごと:外壁塗装




 2003年に家を建てて早16年。通常外壁がサイディングの場合、10年したら外壁の塗装や、サイディングの隙間であるシーリングの交換を考えなければいけないらしい。家を建てて10年目の点検時にはまだ大丈夫でしょうと言われていたのですが、15年目点検の時には、、特に日が当たる部分のシーリングがひび割れしており一部中の断熱材が見えているので、そろそろ考えた方が良いと言われていました。
 一般にシーリングがひび割れしている、外壁を手でこすったときに白っぽい粉が手につく、屋根や外壁に苔が生え始めるとメンテナンスの時期なのだとか。海に近いとか、工場などが近い、湿度が年間を通じて高い、など建物の場所などにもよりますけどね。
 子供が産まれるので、生後間もない子供がいるときに有機溶剤とか使うのは心配なので、里帰り出産から子供と妻が帰ってくる前にやっちゃおうと考えました。


 まずは家を建てたミサワホームのリフォーム会社であるミサワホームイングに見積もりを依頼します。屋根に登ったりして劣化具合を確認し、報告してくれました。シーリングの状態は悪く、外壁も一部小さなクラッキングが見えるとのことで、1年以内には工事した方が良いとのこと。うちの外壁は濃淡のある色ですが、色を塗り分けるのは大変で、一色ならば屋根も含めて241万円(税別)、凹凸による2色塗りわけで258万(税別)だそうです。高いなぁ。内訳を見ると、道路の誘導員だけで7万円以上。
 外壁塗装には塗料の種類によっても値段がかなり違います。安いほど寿命も短く、高いほど寿命が長いです。安いものからアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、最近だと他にもカチオンというのもあるそうです。さらには遮熱などの付加価値のついた塗料や、単色ではなく色にムラが出るような塗料もあるとか。でも上記見積もりは安価な塗料のウレタンなのに250万前後か。高すぎる...。

 当然ながら高い買い物をするときは他の会社にも相見積もりしますよね。

 そこで、家電量販店のビックカメラで紹介してもらったリペアテック、私が勤める会社から紹介してもらったユニーバクレストと、クリナップテクノサービス、地域密着型のまじめやという4社を追加で見積もりをしてもらいました。
 写真のようにポールの先にカメラをつけて屋根や外壁をチェックする会社、ドローンで撮影する会社、ハシゴを使って登って実際に見る会社あり、各社それぞれですね。まぁ当たり前かもしれませんが、どの会社も共通しているのは、ここ1~2年で工事した方が良いでしょうとのこと。もし工事を渋ってクラックが大きくなったり、雨漏りしてくると、サイディングの交換や内部の補修、塗装ではダメで上に新しい屋根をかぶせるなど大工事になってしまうと脅かされます。


 ビックカメラ紹介のリペアテックは遮熱シリコン塗料で214万円(税別)。ミサワホームイングに比べて塗料の性能はアップしているものの値段は下がりました。
 クリナップテクノサービスでは多彩色塗装と言って、単色の塗装とは異なり複数の色が配合された塗装を提案してくれました。屋根はシリコンで、193万円(税別)。これは会社紹介の特別値引きが入っているので普通なら207万円くらい。現状の分析もしっかり報告してくれました。
 続いて以前お世話になったことのある不動産業者さん紹介のユニーバクレスト。こちらが一番現状分析の結果とそれに対してどう処理するのかの報告が詳細でわかりやすかったです。フッ素を使って168万円(税別)と、かなりお安い金額。
 最後は地元密着型の「塗替えまじめや」さん。他の会社は技術者と営業と2人で訪問してくれたのに対して、小さい会社だからというのもあるかも知れませんが頭領1人でお越しくださいました。個人的には2人で見積もりに来ればその分の人件費がかかるわけで、1人で来てくれた方がコスト意識が高いかなと思います。ちなみにこちらは透明の塗料を使うことで、今の単色ではない壁の雰囲気を残しつつ、安価ですむ方法を提案してくれました。色つきの場合は、下地の色を消すために淡い色で塗装してその上に2重に塗るので合計3回。透明の場合は最初から2回塗りで良いので安くすむとのこと。塗料的にはフッ素で遮熱性能を併せ持った一番高い塗料を使っても、170万円(税別)ですむそう。
 やはり大手は下請けに出すこともあって、下請けではなく直接工事をしてくれる地位置密着型の工務店が一番値段的には安いですね。もちろん大手が悪いと言っているわけではなく、保証だったり、塗装以外のメンテナンスも同時に頼めたり、信用だったり、その辺の安心感が値段に反映されているのですが。
 ちなみに値段はトータルの値段ではなく、項目ごとに比較します。すると塗装は安いけど、足場代は高いな、洗浄代が高いななどわかりますので、値段交渉の時にしやすいです。


 安い買い物ではないので、失敗する可能性を残したまま安いところに頼んで良いのか悩みます。
ネットを見ると、複数社に見積もりを頼んで一番安いところはやめた方が良いと書かれています。安いところは塗料を溶剤で薄めて使う可能性があるので、塗料名と何缶使う予定かを確認しろと書かれています。塗料名を調べると通常何平方メートルに何缶使うか書かれているので、使う量が少ないとわかるそうです。もちろん工事中もきちんと数える必要があるとのことです。逆にそこまで監視しなくても良い信用料が高い業者には含まれていると言うことですかね。
 ネットで口コミを調べても悪いことは書かれていないので、こちらの地域密着型のお店に頼むことにしました。妻と子供が戻ってくる前に終われるということも選定のポイントでした。


 実施に契約して、まずは近所への挨拶をしてくれました。足場の邪魔になるカーポートを解体して、そして足場を作って、水や塗料などが飛び散らないように養生します。そして高圧洗浄。外壁や屋根だけでなく基礎部分などもきれいにしてくれます。契約する前までは晴れの日が多かったのですが、いざ作業だというと天気予報は雨模様。天気を気にしながら作業日程をたててくださいます。
 最近では作業員はタバコを吸わないことをウリにしている業者さんもありますが、残念ながらこちらの方はタバコを吸われる方。でもちょっと離れたコインパーキングに止めた業者の車の中で吸っていました。
 ネットで書かれているように、契約と異なる塗料を使っていないか、本数は適切かをチェックします。うん。大丈夫。
 業者の方はフレンドリーで、子供もなついちゃいました。雨で作業がないときも「今日は来ないの?」と心待ちに。
 雨が降る日が多かったものの、予定通りに完成しました。最初こんなにぴかぴかだったっけ?と思うほどツヤのある状態に戻ります。屋根のカラスの糞や苔もなくなりきれいに。近所の人に「きれいになったわね!」と言われましたが、透明塗料なのでそんな遠くから見たらかわらないでしょ~。でも隣の家は単色で塗ったため、きれいにはなったけれど、なんか安っぽい感じになってしまいましたが、こちらは多彩色のきれいな感じが残ったままで満足です。雨樋などもきれいになりました。


 と言うことで、外壁塗装、シーリング打ち替えのポイントをまとめると以下の感じですかね。

  1. 相見積もりは必須
  2. 塗料の種類がいろいろあるので金額だけでは判断できない
  3. 現状分析と、どう施行するかの説明は詳細か?
  4. 塗料名、何度塗りかを見積もりに書いてあるか?
  5. 塗料名がわかればネットで値段やどのくらい使うかがわかるので妥当か確認
  6. 契約した塗料を使っているか、缶数は妥当か確認
  7. 大手は信用がある分、下請けに出すので高め。
  8. 付帯設備はどこまでやってくれるか?(雨樋などは?)
  9. 質問に丁寧に答えてくれるか?
  10. いざ工事を始めてから、○○が痛んでいたとか言われないために、きちんと見積もりの段階で確認
  11. 値段はトータルの値段ではなく、項目で比較する。


 もともとの見積もりよりもだいぶ安くはすんだけど、結構な出費で痛いですね。家を建てたときに、今後のメンテナンスの予定など説明がなかったのです。知っていれば積み立てて置けたのに…。
 今回はフッ素を使ったので、15~20年は持つと思いますが、そもそもシーリングがそこまで持たないからやはり15年くらい後にまたやるのかな?






"よしなしごと:外壁塗装" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント